译文：森田疗法的特点
烦恼･不安的因果关系
我们时常会有不安、恐惧、失落等这样令人难受的感觉。而且我们总悲叹为何只有自己是这样的不幸呢呢，是谁把我变成这样的，最后憎恨起父母和身边的人。解决这种难受的感觉和烦恼有两种方法。一种是探索其原因，并将其消除。这乍一看好像是很合理的，但是果真是这样吗？我们能够断定我们的烦恼就是这个原因吗？
如果我们的不安、恐惧和烦恼是因为脑内物质不足而引起的话，那药物治疗是主要手段。最近也有一些专家断定将因不安而烦恼的人全都作为药物治疗的对象。因此那些经常感到不安的人也烦恼若轻易地持药物，这样依赖药物是否好呢。当然适当的药物使用是有必要的，但是仅仅这样治疗就认为足够的话会成为医院性疾病的病根吧。
另外幼儿时期的心理外伤深深地伤害着那些人，这是那种人烦恼的原因，也有认为这决定了那些人的人生。不只是幼儿时期，最近的一些悲惨的事情打垮了这些人，很难从这些心理的打击中恢复过来的人也在增加。最近据说受过外伤后放松成了障碍。但是探究过去的原因，即使知道过去的变过，或者试图否认过去的经历，这样的人也令人讨厌吧。
这些想法试图通过探索不安的原因，通过消除不安来减轻烦恼、苦难。这是依据科学原因结果论的。
烦恼是生活下去的必需品
森田疗法并不是通过探索烦恼、不安的原因来消除他们的治疗法。倒可以说它是发现人类的烦恼和不安是生活下去的必需品这一观点的契机。
我们持有想要活下去的欲望。这是我们要过自己的人生中必须的东西。但是那些欲望就滋生出了我们那痛苦的情感---比如说迷茫、不安、恐惧、嫉妒、羡慕、自卑感、仇恨和悲伤。烦恼的人这一生都伴随着这些，想要消除这些情感却渐渐地被这些痛苦所牵绊着。
而且想要消除这些烦恼的内心的态度却是自相矛盾的。因为想要消除烦恼，就是要否定自己想要前进的欲望。或者是没注意到烦恼的背后有健康的欲望，只是为了消除烦恼而使用自己的能量。那位引起什么呢？仅仅为消除不安、烦恼的人生，人生来就持有的活下去的欲望消失了，也就很难活下去了。
如何与烦恼相处？如何接受，倒不如说是如何发挥它的作用？
森田疗法就回答了这样的问题。森田疗法就是把陷入迷途的人的烦恼自然地恢复到单纯的状态，同时发挥出自己治愈自己的最大限度的力量。
自然和人为
那么用森田疗法我们的不安,纠纷怎么被理解？有关这个事，下面通过病例具体地说明，在这里介绍下基本的想法。森田从欲望和恐怖这个想法说明森田神经质的，并且来说明人的一般苦恼。 作为第一的特征，森田是认为欲望产生恐怖。人的基本欲望犹如必然死般可怕，死的恐怖也就产生了苦恼。我们生活的自然欲望中包含着死的恐怖因素。
也就是说，对于我们活这的人而言，有欲望和恐怖是自然现象。我们既然活着烦恼、不安，陷入恐怖、不快的感情是不能避免的。「想活」的欲望越强越，烦恼也变得更强。总之那样应该激烈的人生变成。这个就是所谓的激烈人生。这就是这个人的个性。森田认为欲望和恐怖的协调性很重要。如果协调好的话，适度的苦恼，也会感到喜悦。
问题是想认为的消除自然现象的烦恼。也就是说，森田是在自然和思考的对立上看人的烦恼的基本点的。森田疗法的最重要的想法是这个对立的矛盾思想。
在这里所谓森田称为的自然，①身体，感觉，感性等我们本来具有东西，与② 前头那样伸出的欲望恐怖，包含③精神各种各样的活动，④所谓自然治愈力等。并且所谓用森田疗法说的思考，这个与自然对立，自己所想的自然,就这样打算支配的自我爱的的应有的样子或者为自己贪恋的态度。并且森田疗法这样的自我必须被打破。
这样的自我应有的样子引起矛盾的思想，拘束于原本的自然现象的不安，恐怖，这样做就做就拥有自然的治愈力。森田说身心的活动，甚至是患者也是称呼为症状的身心不快等现象，那些自然的现象本身，不是根据人力能被左右。被囚禁的东西通过这个流动，变化的自然的现象，根据思考来操纵事物。
总之容易有烦恼，无法从这里逃脱的人「如果想写，必须得写的思想」，与自己那样的观念的在某种意义上，与周围的世界以自我贪恋的的应有的样子打算交往。那样的话制造了那个个人的烦恼，使之增大,像蚁狮一样多的烦恼的世界把自己赶走。
心有自然的治疗作用，以这个为前提组成森田疗法。森田把这个疗法自己称为“自然疗法”认为自然的思考方法非常的重要。森田经常使用“悟性”一词，我个人认为“悟性”偏向于宗教的味道，作为精神疗法我认为森田疗法的治疗目标跟宗教是有区别的。但是下一个词是治疗的基础在我们中很好的显示了自然这个想法。
悟性，想一下，执着或者悲叹，心中的事实就这样已不变的状态，这样说来到底好吗？悟性的境遇，全部的行动自由，最适当的运动状态，从其他方面来看，例如我们的本能，天生的才能，几乎是不可思议的非常适当的工作。
森田疗法有治愈时间短的特点。森田正马，当时开始这个疗法的时候用了四周的时间治疗结束。现在不那样了，将森田疗法和其他的疗法相比较无疑森田疗法的治疗时间短。那么最大限度地灵活运用信赖烦恼人的其自我反省和健康活力，强调主体的努力。治疗方法和治疗目标更进一步更具体，更容易理解。
原文：森田療法の特徴
悩み・不安の因果関係
私たちは不安、恐怖、落ち込みなどのつらい思いを時にします。そして私たちはなぜ自分だけがこんな不幸なのだろうと嘆き悲しんだり、ついついこんな自分に誰がしたと親や身近な人をうらみます。さてこのつらい思い、悩みの解決には二つの方法があります．ひとつはその原因を探し、それを取り除くことです。これは一見して合理的なようにみえますが、はたしてそうでしょうが。私たちに悩みの原因をこれだと決めつけることができるでしょうか。
私たちの不安・恐怖や悩みが脳内物質不足でひきおこされるしたら、その治療は薬物が主となります。最近不安の発作(パニック発作)で悩む人は、すべて薬物療法の対象であると決めつける専門家もいます。そのためパニック発作をもつ少なからずの人が安易に薬だけを投与され、薬に依存しながらこれでよいのかと悩んでいます。もちろん適切な薬物の使用は必要ですが、それだけで治療が事たれりとすることは医原病のもとになるでしょう。
また幼児期の心理的外傷がその人を深く傷つけ、それがその人の悩みの原因となり、その人の人生を決定してしまうという考え方もあります。幼児期だけでなく最近の悲惨な出来事がその人を打ちのめし、その心理的打撃からなかなか立ち直れないひとたちもふえています。最近にわかに言われる外傷後ストレス障害です。しかし過去の原因を探求し過去の出来事を知ったとしても、あるいはつらい過去の経験を打ち消すように試みてみても、その人はいやされるでしょうか。
これらの考え方は、不安の原因を探し、それを取り除き修正することによって人の悩みや苦悩を軽減しようとするものです。科学的な原因結果論にもどづいています。
悩みは生きて行くには必須のもの
森田療法は悩みや不安の原因を探し、それを取り除くような治療法ではありません。むしろ人間の悩みや不安を生きて行くうえで必須なものとして理解し、そのことに気づくきっかけともなります。
私たちは「いきたい」という欲望をもっています。それは私たちが自分の人生をいきるためにひっすなものです。しかしその欲望がまた私たちのつらい、苦痛な感情―たとえば迷い、不安、恐怖、嫉妬、羨望、劣等感、憎しみ、悲しみなどを生じさせます。悩む人はこの生きるうえで必ずともなう、つらい感情を取り除こうとし、ますますそのつらさにとらわれてしまうのです。
そしてこのような悩みを取り除こうとする心の態度は、自己矛盾をはらんでいます。悩みを消そうとして、自分の「行きたい」という欲望を否定してしまうからです。あるいは悩みの背後にある健康な欲望に気づかず、ただ悩みを打ち消すために自分のエネルギーを使ってしまうからです。そこから何が起こるのか。ただ不安を消すため、悩みを取り除くための人生となり、その人の元来持っている「いきたい」という欲望を見失い、生かせなくなってしまいます。
悩みとどのように付き合っていくのか？それをどのように受け止め、むしろ生かしてゆくのか？
森田療法はそのような問いかけに答えようとするものです。森田療法は迷路に要りこんでしまった人の悩みを自然で単純な事態に戻すとともに、自分で自分を治す力を最大限引き出そうとします。
自然と人為
では森田療法で私たちの不安,葛藤はどのように理解されるのでしょうか。このことに関しては、後に症例を通して具体的に説明しますが、ここでは基本的考え方を紹介します。森田は欲望と恐怖という考え方から森田神経質の、そして人間一般の苦悩を説明します。
その第一の特徴として、森田は欲望が恐怖を生むと考えたことです。人間の基本的欲望は必然的に死ぬのは怖い、という死の恐怖つまり苦悩を生みます。私たちの生きるという自然な欲望には、死の恐怖が最初からふくまれていることになります。
つまり欲望や恐怖も私たちが生きている以上常に感じていく自然な現象なのです。私たちがいきている以上悩むこと、不安になること、恐怖に陥ること、落ち込むことなど不快な感情は避けることができません。そしてこの「いきたい」という欲望が強ければ強いほど、悩みも強くなります。つまりそれだけ激しい人生とはなるわけです。これはその人の個性です。森田はこの欲望と恐怖の調和が重要だと考えています。そして調和が取れていれば人は適切に悩み、そしてまた喜びも感じることができます。
問題は自然な現象である悩みを人為で操作しよう、取り除こうとすることです。つまり森田は人間の悩みの基本を自然と思考との対立にみたのです。森田療法の最も重要な考え方のひとつでこの対立を思想の矛盾とよびます。
ここで森田のいう自然とは、①身体、感覚、感性など私たちに元来備わっているもの、②先ほどのべた欲望と恐怖、③精神のさまざまな活動、④いわゆる自然治癒力などを含みます。そして森田療法でいう思考とは、この自然に対立し、自然を自分の思うがままに支配しようとする自己愛的なあり方をあるいは自分に執着する態度をさします。そして森田療法ではこのような自我が打破されなくてはならないと考えます。
このような自我のあり方が思想の矛盾を引き起こし、元来自然な現象である不安、恐怖にとらわれ、自然のもつ治癒力をそがいしてしまうからです。心身の活動、さらには患者は症状とよぶ心身の不快な現象も、それらが自然の現象そのもので、人為によって左右できるものではないと森田はいいます。とらわれるものはこの流動し、変化する自然の現象、思考によって、操作しようとします。
つまり悩みを持ちやすく、そこからなかなか抜けられない人は「かくありたい、かくあらなければならぬと思想する」し、自分自身と周囲の世界へそのような観念的ある意味では自己執着的なあり方をもって関わろうとします。それがその人の悩みを造り、増大させ,蟻地獄のような悩みの世界に自分自身で追いやってしまうのです。
心には自然な治療力があります。このことを前提に森田療法は組み立てられています。森田はこの療法を「自然療法」と自分でよんだほど、自然という考え方を大切にしました。
森田は「悟り」という言葉を使っていました。私個人としては、悟りというと、あまりに宗教的で、精神療法である森田療法の目指すものとは違うなと考えています。しかし次のことばは、この治療基盤となる、私たちのなかにある自然という考え方をよく示しています。
「悟りとは、思うに執着とか悲嘆とか、心の事実そのままになった状態、とでもいえばよかろうか」「悟りの境涯は、すべての行動が自由自在で、もっとも適切に働くときの状態であるが、ほかの方面から見れば、われわれの本能とか、自然良能とかいうものは、ほとんど不可思議的に適切な働きをするものである」とのべています。
森田療法は治療期間の短さに特徴があります。森田はこの療法を開始した当時、四週間で治療が終わるといいました。現在ではさすがにそんなわけにいきませんが、それでもほかの治療法にくらべて短期であることは疑いのないところです。それは悩む人の内省力と健康な力を信頼し最大限に活用すること、主体的な努力を強調すること、さらに治療方法や治療目標が具体的でわかりやすいことなどによるものです。