日本经济高速成长期中的劳动理论[日语论文]
日本の「高度経済成長期」における労働理論
要　　旨
太平洋戦争の終焉を迎え、日本の都市は焼土となり、多くの山は木を失った。ところが、長い間の軍国主義の重圧から解放されたとはいえ、敗戦国として、人々が居場所を失い、経済運営も最も混乱している時期であった。しかし、政府の政策により、戦後の経済復興を優先した当時の日本は、働いている国民の努力で、1955年世界に例のない高度経済成長期に入って、焼け野原の中から奇跡的に復興して、世界GNP第二位になった。この時期にかけて、階層の上下を問わない勤勉な働きぶりが注目された日本人が、「一億総中流社会から格差社会へ」「日本的雇用のゆらぎ」と評されるような社会変動の中で、「仕事への献身」という伝統の元に、労働を社会的な義務として捉える「労働義務感」を身につけて、ようやく不可能を可能にした。ではこの成功の裏側に一体どのような労働理論が隠しているのであろうか。本稿は主に「社会」、「企業」、「家庭」三つの対象としての日本人が持つ「労働義務感」を基づいて、その労働理論を具体的に探究したのである。

キーワード　高度経済成長期; 労働理論;「終身雇用」;「労働義務感」

目　　次
要　　旨
はじめに    1
1 資本主義経済の労働理論    2
2 日本における労働理論－－「義務としての労働」    3
2.1 「労働義務感」への着目    3
2.1.1 「社会への義務」とは    3
2.1.2 「企業への義務」とは    4
2.1.3 「家庭への義務」とは    4
2.2 「義務としての労働」理論の展開    5
3 現代における若い世代の労働観    6
おわりに    8
参考文献
謝　　辞