明治维新与洋务运动的比较-以富国强兵的政策为中心[日语论文]
明治維新と洋務運動の比較ー富国強兵の政策を中心に
要　　旨
帝国主義の時代、東アジアは近代化の道を歩もうとした。1868年、日本は明治維新を行い、政治・経済・軍事・教育などあらゆる分野の改革を実施して富国強兵をはかり、近代化に向けて世界を驚かせるほどの成果をあげた。それに対して、中国では清朝政権の下で官僚により行われた「洋務運動」もヨーロッパの軍事技術を導入し、「中体西用」をスローガンとした近代化運動を起こした。明治維新と洋務運動の間には類似点が数多く存在している。しかし、その結果として、日本は明治維新の成功をきっかけとして、世界強国となり、日本教育も近代化を実現したが、中国の洋務運動は度重なる困難に面していた。
明治維新と洋務運動の歴史的な影響はどう評価すべきかは日中近代史を研究する上で避けられない課題となり、それは単に近代中日の理解にとって重要な意味を持つだけでなく、アジア地域の近代史の把握にとっても重要な課題である。
本論文では、日中両国の明治維新と洋務運動を比較研究することを通じて、特に富国強兵の政策に重点をおかれ、両国における維新の改革としての性質を把握した。

キーワード　明治維新；洋務運動；富国強兵；近代化

目　　次
要　　旨
はじめに    1
1背景    2
1.1洋務運動の背景    2
1.2明治維新の背景    2
2富国強兵の政策についての比較    4
2.1軍需産業    4
2.1.1洋務運動における軍需産業の育成    4
2.1.2明治維新における軍需産業の育成    4
2.2近代工業    5
2.2.1洋務運動における近代的企業の設立    6
2.2.2明治維新における殖産興業の政策    6
2.3近代教育    7
2.3.1洋務運動における教育の政策    7
2.3.2明治維新における教育の政策    7
3洋務運動と明治維新の結果についての分析    9
おわりに    11
参考文献
謝　　辞