空海的思想以及自由概念[日语论文]
空海の思想及びその自由の概念について

要　　旨
空海は日本平安時代の高僧で、真言密教の祖であった。その仏教活動と理論は日本仏教に大きな影響をした。そのゆえ、本論は空海の思想及びその思想の中に秘められている自由観を研究した。
そのため、論文はまず空海の仏教活動の時代的背景及びその思想の発展過程を考察した。更に、それを西洋文化における自由の理論と対象しながら、空海の仏教思想に秘められる自由の観念をも分析したのである。
それによって、空海の仏教思想は主に隋唐の密教思想と彼自分の発想である真言思想からなっていて、「即身成仏説」がその自由観の特徴であると考えられる。

キーワード：空海；真言密教；西洋の自由理論；空海の自由概念

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに1
一　空海の仏教活動の時代背景 1　　
１ 当時日本の政治 1
２ 当時日本の文化背景 2
二　空海の思想の発展過程 3
１ 空海の人生経験と求道の過程 3
２ 空海の真言密教と思想 4
三　西洋とインドにおける自由の理論 5
１　John　Stuart　Millの自由理論 5
２ J・クリシュナムーテーの自由理論6
四 空海の自由概念 7
１　仏教の一般的な自由理論 7
２ 空海の思想の特徴と自由の概念 9
終わりに 10
謝　　辞
参考文献