浅析日本“格差”问题-泡沫经济终结十年之后[日语论文]+开题报告+文献综述
日本の“格差”問題の分析—バブル経済終結後10年
要　　旨
戦後の長い間、日本は一億総中流の国であると、国民の多くが信じてきた。しかも、格差がない国になることを世界に誇ってきた。しかし、一九八〇年代あたりから所得分配の不平等化が進行し、二十一世紀には入って貧富の格差が更に大きくなった。その状況で、変化が起こった原因を研究することは大きな意義がある。
論文の中で、特に論じたいのは今の日本社会の三つの亀裂ということである。三つの亀裂とは、（一）所得の格差、（二）世代間の格差、（三）教育、学歴による就職上の格差の固定化である。その三つの社会亀裂は日本社会の大きな問題になりつつある。そのほか、日本の社会の平等度と貧困度のデータを採用し、国際の現状と比較して今の日本の格差問題の深刻度を分析する。
ところで、こうした格差の拡大がなぜ起こったのか、その要因を考える必要がある。総じて言えば、四つの要因がある。第一は機会の不平等、第二は雇用に広がる格差、第三は長期不況と失業の増大、第四は所得分配システムの変容。その四つの要因は日本の格差の行方を決める要素である。格差が広がっていくとともに、日本社会に大きな変化がおきていた。
本稿では、主に今の日本社会の格差の状況や格差の拡大の原因を分析する。さらに、その分析結果を基にとして、日本社会の格差問題はこれからどうなるかを推測する。
キーワード：格差，亀裂，不平等，不況，行方