中国人の爆買い現象から見る日本人の職人気質[日语论文]

要旨：1972年の中日国交正常化以来、両国の友好的往来が深くなるにつれ、民間貿易も進んでいる。中日両国の貿易高が、改革開放の50億ドルから、2013年の3420億ドル超にまで達した。2014に中国人観光客が日本で日本製の電気製品を争って買うことを契機に、日本に行き、ショッピングすることがブームになっていく。それとともに、中国人観光客の購買商品は、化粧品から、時計、カメラ、電気製品などまでさまざまな種類がある。中国観光客の「爆買い」を支えるものはいったい何であるか。筆者の考えとしては、それはいくつかの要素があると思う。一つは「為替レートが元高・円安になっていること」、そして、「中国の税制に起因する内外価格差」も一つの要素として挙げられる。そして、この二つに加え、見逃せないのは、「日本の高品質・高性能の製品を買いたいという強い意欲があること」。日本の製品が長い間にも世界に上位を占める原因と言えば、それは日本人の自分が従事している仕事に対し、完璧を求めるという精神、つまり、職人精神のおかげである。本論文には、中国人観光客の「爆買い」現象の発生原因から、日本職人と職人気質のことを分析し、その職人精神が日本の国民精神になれる原因を探究したいと思う。

キーワード：爆買い；職人気質；真心；国民精神