日本のマスコミにおける中国報道に関する傾向[日语论文]

要旨：

本稿通过考察研究日本媒体涉华报道的倾向，以2010年为限，整理了前后两个时期的涉华报道，从而总结其倾向变化的特征及背景。考察的最终成果为更加清楚明了地了解日本媒体涉华报道的倾向变化及其主要原因。直到2010年，日本的主流媒体对华报道还是以比较客观的为多。但是在此之后，以威胁他国的‘中国威胁论’和所谓的为了获得日本援助的‘笑面虎中国’等负面报道逐渐增加。该背景可以认为是受到中日两国利益关系和安倍政权下媒体的强烈影响和管制的。

关键词：日本 媒体 中国报道  倾向 政府影响　

要旨：

本稿は、日本のマスコミにおける中国報道に関する傾向を考察し、2010年代を境として、その前後の二つの時期に分けて整理し、その特徴と背景をまとめたものである。考察の結果、日本のマスコミにおける中国報道に関する傾向の変化及びその主な理由が明らかになった。2010年代まで、日本の主流マスコミにおける中国報道は、比較的に客観的なものが多かったが、その後は、他国を脅かす「脅威的な中国」と、日本から援助を獲得するための「微笑みの中国」というマイナス報道が増加する一方である。その背景には、中日両国の利益関係、そして安倍政権のマスコミに対する強い影響や管制があると考えることができる。

キーワード：日本　マスコミ　中国報道　傾向　政府影響