浅析宫崎骏的电影《起风了》中的反战思想-以主人公的理想与现实的对照为中心[日语论文]
宮崎駿の映画『風立ちぬ』における反戦思想について—主人公の理想と現実の対照を中心に—
要　　旨
監督・宮崎駿の映画『風立ちぬ』は2013年に上映された一部の長編アニメーションである。宮崎は今度の作品で得意な幻想作風を捨て、実在の人物を描いた。主人公堀越二郎は第二次世界大戦において零式戦闘機を設計した者である。主人公が美しい飛行機を作りたかったが結局戦闘機の開発に打ち込んでしまった。愛する妻と一緒に暮らしたかったが仕事のため実現できなかった。横町で腹を減らしている子供が何十人もいたのに武器開発に大金を投ずる政府の行為を理解できなかった。これらは全て戦争への皮肉と批判なのである。言い換えれば、主人公の運命を着目したら反戦の意味がもっと明らかになると思う。というわけで本論文は主人公の理想と現実の対照を中心に論じたい。
本論文は主に以下の内容から成り立つ。まずは宮崎監督、映画の登場人物を簡単に紹介し、物語の粗筋を要約する。それから本題に入る。主人公の理想と現実の矛盾を対比分析し、反戦思想との関係を論ずる。その上、映画の中にこの矛盾を目立たせるため虚実描写する場面を挙例分析し、反戦の意味を解析する。最後に映画内外の戦争に対する態度を補足説明する。
キーワード：風立ちぬ  反戦思想　主人公　理想と現実
目　　次
要　　旨
はじめに    1
1、 映画『風立ちぬ』について    1
1.1監督・宮崎駿    1
1.2 登場人物    1
1.3ストーリーの粗筋    2
２、主人公の理想と現実    3
2.1飛行機と戦闘機    3
2.2愛情と仕事    3
2.3｢ドイツ｣の発達と｢我が国｣の貧乏    4
３、理想と現実に関する虚実場面    4
3.1夢作り    4
3.2夢追い    5
3.3夢破れ    6
４、映画内外の戦争に対する態度    6
4.1映画内の戦争の批判    6
4.2映画外の反戦の主張    7
終わりに    7
謝　　辞
参考文献