从日本工艺品角度看日本人的审美意识[日语论文]
日本工芸品から見た日本人の美意識
要　　旨
第２次世界大戦後、日本製品はその品質の高さが評価され世界に広がっていた。２０世紀後半から、戦後日本のインダストリアルデザイン（「工業意匠」とも呼ばれる）の確立と発展における最大の功労者の柳宗理は、欧米の功能主義と日本の工芸を融合させていた。長い年月を経て、日本の風土と歴史の中で生まれ時代を越えて受け継がれた国の技術、技法により作られる日本風の工芸品は少しずつ形成されたものである。さらには、現在、ファッション、家具、建築、食、生活などあらゆる分野にわたる日本のデザインにも注目が集まっている。日本の多様なデザインに対する高い評価は、目で見える美しさ、ユニークさだけではなく、心地よさ、使い勝手、使い手への配慮といったものも含まれる。日本のデザインが世界中で注目を浴びている。
経済が発展するに従って、技術も進歩し様々なよくできた多機能現代工芸品が生まれた。近年、MUJIや AnalogneLifeや±0など日本の特有の気質·文化を持っている日本的な工芸品デザインが世界に認識されている。日本風の工芸品は日本人の心に根付いている美意識が理念ではなく、実体となったものである。長い時間をかけて育成されてきた文化を日本人はこれまで積極的に世界に広げてきた。
本稿は三つの部分からなっている。まず、現代日本の工芸品における主要な美意識を紹介する。この章節では日本人の心に根付いている美意識の特点を詳細に述べる。次は日本人の美意識の形成と影響の角度から日本人の美意識の発展過程、表現と自然文化の関係を説明する。最後は日本的な工芸品から見た日本人の美意識における日本人文文化の特性を探求する。
本稿では日本独特の文化、表現力を持ち、独自の伝統と技術を巧みに活かした日本風の工芸品から見た日本の審美意識や文化的な背景について論じる。

キーワード：日本工芸、デザイン、美意識

目　　次
要　　旨
はじめに    1
第一章 日本人の美意識    1
１．１日本人の美意識の形成    1
１．２日本人の美意識の内容    2
１．３日本人の自然観と美意識    2
第二章 日本工芸品の変遷から見た日本人の美意識の発展    3
２．１日本工芸文化の源と日本人最初の美意識    3
２．２中世工芸と美意識の展開    4
２．３近世工芸文化の発展と新しい美意識    5
第三章 日本工芸の素材から見た日本人の美意識    7
３．１陶芸    7
３．２木工品、竹工品    8
３．３染織品    8
終わりに    9
参考文献
謝　　辞