从宫崎骏的动画作品看日本人的自然观—以《风之谷》为中心[日语论文]
宮崎駿のアニメから見た日本人の自然観ー『風の谷のナウシカ』を中心に
要　　旨
宮崎駿の作品は世界中で良い評判を受けている。彼の作品はよく人生、生存、命、環境や夢などのテーマを選び、美しい画面、想像力が豊かなストーリーで人々を神秘的な世界へ連れていくと同時に、社会の様々な問題を指摘し、皆に深く考えさせる能力を持っているようである。本論文では、日本人の自然観を研究し、『風の谷のナウシカ』の背景設定とストーリーを分析したい。『風の谷のナウシカ』に現れた日本人の自然観と『風の谷のナウシカ』を通じて宮崎駿が伝えたかったことを深く理解する。
この論文は三部分から構成する。第一部分は宮崎駿の個人経歴と宮崎駿の代表作について紹介する。第二部分は日本人の伝統的自然観と近現代の自然観を紹介する。第三部分は「腐海・王蟲」と「トルメキア・ペジテ」の衝突、風の谷での暮らしと腐海との関わり方、主人公ナウシカと「腐海・王蟲」の付き合い、この三つ角度から日本人の自然観を説明する。
総じて言えば、人間は自然の一員である。一切の種類の動植物は平等で、人間は他の生物に本質的に勝っているわけではない。人類と自然は実は合して一つの有機体を構成しているのであって、独立に切り離して考えることではない。人類と自然はいつまでも調和を保つべきである。

キーワード：宮崎駿、アニメーション、風の谷のナウシカ、日本人、自然観

目　　次
要　　旨
はじめに    1
第一章宮崎駿のアニメについて    1
１．１宮崎駿について    1
１．２宮崎駿と関連しているアニメ    2
第二章日本人の自然観について    3
２．１日本人の自然観とは    4
２．２日本人の伝統的自然観    4
２．３日本人の近現代の自然観    5
第三章『風の谷のナウシカ』から見た日本人の自然観    6
３．１「腐海・王蟲」と「トルメキア・ペジテ」の衝突から    7
３．２風の谷での暮らしと腐海との関わり方から    8
３．３主人公ナウシカと「腐海・王蟲」の付き合いから    9
終わりに    10
参考文献
謝　　辞