日本社会的“女子力”[日语论文]
日本社会の「女子力」

要　　旨
今日、「女子力」という言葉を頻繁に耳にするようになった。2009年の新語・流行語大賞に選ばれた以来、日常生活において男女を問わず「女子力」ということばをごく自然に使用されていながら、 実はその意味は多様であるように思われる。
本論文は、日本社会で流行している「女子力」を研究対象にする。「女子力」、一体どういうことであるか。また、「女子力」という概念がどのように形成されたのかを明らかにしてみる。本文は二章に分けて「女子力」を論述した。
第一章では、主に「女子力」の定義を明らかにする。特に、「女子力」に対する男女のイメージの相違と「女子」と「力」の関係などの内容を論じた。
第二章では、長い歴史の流れにおいて、女性たちはどのように旧来の男性中心によって規範された「女子力」イメージを打ち破り、「自分らしい女子力」イメージを作り直すかということを分析し、「女子力」の本当の意味を指摘した。
要するに、「女子力」を研究することによって、日本社会の女性地位の変遷を理解するのに役立つを望んでいる。

キーワード: 女子力；女性地位；男尊女卑；社会意義

目　　次
要　　旨
1  はじめに1
2  「女子力」の定義1
2.1　一般的な定義1
2.2  「女子力」に対する男女のイメージの相違1
2.3　「女子」と「力」1
3    歴史の流れにおける「女子力」2
3.1  平安時代から江戸幕府成立以前2
3.2  江戸幕府成立から戦後まで4
3.3  戦後6
3.4　現在の「女子力」7
4．　おわりに8
参考文献
謝　　辞