从《图书馆战争》看日本人对知识的重视态度[日语论文]
『図書館戦争』から見る日本人の知識を重视する態度

要　　旨
日本は知識を非常に重視する国である。知識を守り、国民が自由に知識を手に入れるという基本的な権力を保障するために、日本は合理的で行き届いた図書館関連の法律や制度を整備している。本論文はライトノベル『図書館戦争』を題材とし、図書館立法、図書館の構成と機能やそこに勤務する図書館司書の専門性の高さなど紹介する。そして、日本人が知識を重視している実態を分析し論証する。図書館に関する法律制度には、現存しているもので、｢図書館法｣、｢図書館の自由に関する宣言｣及びこれに付随した｢図書館の自由法｣があり、図書館と図書館員が、自由に国民に知識を提供できるための法律上の根拠となっている。また、小説中描かれる図書館職能の細分化や図書館司書の高い素養などは図書館で働く職員が結束して戦う力を示している。専門の知識と技術を駆使して図書館を順調に運営するとともに、国民に質の高いサービスを提供しているのである。本論文は、小説の内容を分析することで、それが示唆する現在の図書館をとりまく世界についての筆者の考えを述べ、最後に、日本人の知識を重視する態度を論証したい。

キーワード: 図書館戦争；図書館立法；部門の構成と機能；専門人材；知識を重視する

目　次
要　旨
1  はじめに1
2  『図書館戦争』について1
2.1  ストーリの背景1
2.2  あらすじ1
3  日本人の知識を重视する態度について2
3.1  小説に表現される図書館立法2
3.2  小説に表現される図書管理方式6
3.3  小説に表現される図書専門家7
4  小説が現実社会に示唆するもの 9
5  おわりに9
参考文献
謝　辞