关于日本社会中禀议制度的研究[日语论文]
日本社会における稟議制度について

要　　旨
稟議制度は１７世紀の徳川時代に初めてあらわれた、具体的に言えば、明治時代以来、日本政府及び企業における意思決定の方式である。稟議とは、文書で自分が尽くして出張するある行動方針の提案を述べて、上司を仰ぐことである。つまり、行政（または経営）における意志決定が、末端の職員によって起案された文書（これを稟議書という）を、関係官（者）に順次回議して、その印判を求め、さらに上位者に回送して、最後に法令で定められた決裁者に至る方式である。
企業での稟議制度に焦点を合わせれば、「今の日本企業でも稟議制度が活躍している」と言う現象が見つかった。稟議制度は日本企業の中で、提案を提出すると決定する管理制度で、その構成及び側面から日本企業乃至社会に存在している階級性を分析することができる。稟議制度に示された日本人の性格において、特に等級性観念が目立っており、しかも、それ自体が前者形成の内なる原因であろうと考えられる。

キーワード：稟議制度；日本企業制度；日本人の性格；身分意識

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに1
一　稟議制度の起こりと発展1
二　稟議制度の主な内容と利害得失3
三　稟議制度と日本人の性格4
１　稟議制度の等級性とヒエラルキー4
２　階層社会と日本人の身分意識の関係5
３　封建遺制論と民族本性論7
   １）稟議制度と封建遺制論7
   ２）稟議制度と民族本性論8
３）稟議制度と日本人の性格8
終わりに9
謝　　辞
参考文献