从日剧《LEGAL·HIGH》看基于法律思维的正义感[日语论文]
日剧《LEGAL·HIGH》から見る法的思考に基く正義感
要　　旨
《LEAGAL·HIGH》は2012年からフジテレビ系で放送されていた、笑いとつっこみがありながら、奥行きもあるリーガルを題材としたドラマである。主役である古美門研介は毒舌、尊大、傲慢で、そして目的のためなら手段を選ばなく、リーガルのグレーゾーンを潜り抜け、「不敗神話」を誇る弁護士である。彼は正義感が強く熱血な新人弁護士黛真知子との対決でいつも案外に最後まで笑えるんだ。皮肉なことに、このドラマの訳名は中国語で「勝ったものが正義」と言われている。訳名が間違うのかそれとも古美門は本物の正義の味方なのか。
本論文は《LEGAL·HIGH》の筋を脈絡として、法律と哲学に関する著作を参考し、古美門の不徳なやり方の背後の合理性と正義性を分析し、さらに法的思考は正義の判定について重要な意義を持つことが証明する。一方、第2期の「安藤貴和の事件」と中国の「李天一の事件」を比べて分析し、現代法治社会の建設について法的思考の重要な意味を研究する。
キーワード：法的思考　正義　法治国家　社会契約　
目　　次
要　　旨
1.はじめに    1
2.リーガルマインドと手続き的正義とは    1
2.1　リーガルマインドについて    1
2.1.1　リーガルマインドの定義    1
2.1.2　リーガルマインドの特徴    2
2.2　手続き的正義について    2
2.3　まとめ    3
3　「リーガルハイ」の分析    3
3.1　真実は何？    3
3.2　「人の正義」と「神の正義」    4
3.3　法的知性    6
4　リーガルマインドの社会的な意味    8
4.1　安藤貴和の事件    8
4.2　『安藤貴和の事件』の発想    9
4.3　身分から契約へ    9
謝　　辞    11
注　　釈    11
参考文献    12