关于日本恐怖电影中的魂灵-以《午夜凶铃》为中心[日语论文]
日本のホラー映画における御霊について—『リング』を中心に—

摘　　要
20世纪90年代之后，日本的恐怖片就像雨后春笋一般涌现。这些电影以其独特的渲染手法创造了东方式的恐怖，给所有恐怖片爱好者一个视觉和感觉上的双重冲击。其中，最有名的有：《午夜凶铃》、《咒怨》、《富江》等。纵观日本的恐怖电影，可以发现，大部分都在讲述一个共同的主题——御灵。
御灵是日本一种传统的信仰，在日本，人们相信含冤而死的人在死后会变成怨灵，给人们带来灾害和疾病，非常恐怖。所以人们把那些怨灵当做御灵或是守护灵来祭祀，安慰他们的灵魂，以期躲避灾祸。这一思想及行为被称为御灵信仰。日本的恐怖电影经常运用这一元素，影片围绕无止境的御灵复仇来展开故事情节，并且取得了巨大的成功。
本论文以日本恐怖电影中的御灵为研究对象，首先明确日本恐怖电影的发展过程和类型。然后阐释御灵的定义，研究日本人御灵信仰的形成背景，分析御灵在日本恐怖电影中的表现形式。以《午夜凶铃》为中心，论述御灵的善恶观，探讨御灵角色设定的特定性。
关键词：恐怖片；魂灵；《午夜凶铃》

要　　旨
20世紀90年代後、日本のホラー映画は雨後の竹の子のように次々と出てきた。これらの映画はその独特の誇張の手法で東方的恐怖を作り、ホラー映画の愛好者に視覚と感覚の二重の衝撃を与える。その中で、最も有名なホラー映画は、『リング』、『呪怨』、『富江』などが挙げられる。日本のホラー映画を見渡すと、ほとんどのホラー映画には「御霊」というの共通のテーマがあると言える。
御霊は日本の伝統的な信仰である。日本では、人が怨念を抱いて死ぬと、その魂は怨霊と化して、災害や疫病を引き起こすと人々が信じこんで、それを非常に恐れている。だから人々はいろいろな災いを避けるにはその怨霊を御霊或いは守護霊として祭り、彼らの魂を安心させるのである。そういう考えや行為は御霊信仰と言われる。日本のホラー映画はよく御霊信仰を取り入れ、果てしない復讐をめぐって物語を展開し、巨大な成功を得る。
  本論文は日本のホラー映画における御霊を研究対象にして論述したものである。まず、日本のホラー映画の発展とパターンを紹介する。そして、御霊の定義を詳しく説明し、日本人の御霊信仰の形成背景を研究し、日本のホラー映画における御霊の特徴を分析する。『リング』を中心に、御霊の善悪観を論述し、御霊のキャラクター設定の特定性を探究してみるのである。
キーワード：ホラー映画　御霊　『リング』