从盐看日本人的信仰[日语论文]塩から日本人の信仰を見る
摘　　要
盐中含有维持生命所需的大量矿物质，钠钾钙氯元素和其他微量矿物质。盐与空气和水一样，是人类赖以生存的不可缺少的重要物质。
    大约5000年前，人类开始知道盐，意识到盐的价值，并设法获取。盐来自于海水。因此，盐也被认为象征着给予我们幸福的大海的富饶性和清净性。
    另外，在日本人的日常生活和日本文化中，盐与神，或者说盐与日本人的信仰之间有着微妙的联系。对于日本人来说，盐自古以来具有清净、恒久、结合等神性。并且，不管是在神话，传说还是迷信中，盐通常都在人的信仰这一领域里占据很高的地位。
  本文旨在提高对盐对于人类重要性的认识，并从盐的历史与文化中加深对日本人精神信仰的理解。另外，日本人的这种精神信仰对于日本这一国家以及日本文化有何意义，是今后进一步研究的课题。
关键词: 盐;精神信仰;联系;清净性
要　　旨
塩（天然塩）には私たちの生命をつかさどる大切なミネラル、ナトリウム、カリウム、カルシウム、塩素、その他の微量鉱物がたくさん混在する。塩は空気や水とともに、私たち人類が生きていくために欠かせない大切な物質である。
人類が塩を知り、その価値にめざめ、塩を塩として手に入れようと心がけるようになったのは、約5000年前と推定されている。塩は海水から採れる。その為、塩は我々に多くの幸を与えてくれる海の豊饒性や清浄性の象徴としても考えられていた。
そして、日本人の日常生活と日本の文化の中で、塩と神、或いは塩と日本人の信仰との間に微妙な絡み合いがある。日本人にとって、塩は昔から清浄・不変・結合といった神聖性をそなえているものである。さらに、神話、言い伝え、迷信を問わず、塩は常に人間の信仰という分野で高い地位を占めていた。
本論文は、塩が人間にとって大切であることを明らかにするばかりでなく、日本での塩の歴史と文化から日本人の精神信仰を考察する。また、日本人のそういう精神信仰は日本人もしくは日本文化においてどんな意味を持っているかという問題を、今後の研究課題としたい。
キーワード: 塩;精神信仰;絡み合い;清浄性