中日生死观之不同-以统治者坟墓为中心[日语毕业论文]+开题报告+文献综述
中日における死生観の違い-支配者の墓を通して
要　　旨
「千古興亡多少事、惟有青冢向黄昏」と中国人が言うように、皇帝陵は帝王の最終的な落ち着き先である。中国における数千年の歴史の川に、始皇帝をはじめとする数百人の中国帝王たちは、大量な人力、物資と財力を惜しまなく自分の極楽世界への造営に捧げ、生前の豪華な世界を地下に持って行こうと希望していた。そのため、中国の大地に大規模な皇帝陵が次々に現れた。
中国と比べて、日本であまり人々を驚かせる墓の傑作がなさそうである。もちろん、古墳時代に当時の支配者の巨大墳墓が見られるが、しかし、時代の移り変わりに従って、日本の支配者の墓はますます小型化になってきた。言うまでもなく、中国歴代の皇帝たちの墓と比べて非常に質素に見える。
以上の事実は、われわれに簡単且つ意味深い問題を考えさせるようになった。同じく支配者の墓であるのに、なぜこんなに大きな差が見られるのか。
墓は生前の世界と死後の世界の橋渡しと看做してもよいだろう。墓の研究に着手すれば、墓の建築者及び被葬者の精神世界を推察することが出来、さらに、死生観を分析することもできる。
中日両国は文化、宗教と歴史に、それぞれ独自の風格を有している。それ故、墓の規模、構造と副葬品においても相当な違いがあるはずである。本論は、中日支配者の墓を中心に、そして当時の人々の独自の精神世界を考察し、両国の死生観の違いを見出す。
今まで、中日死生観に関する先行研究は数え切れないほどの数がある。しかし、支配者の墓という新たな角度から研究を行った学者はまだ少ないため、筆者は本論を通して中日死生観の新しい相違点を見出したいと思う。不老不死について、中日両国はどのような違いが見られるのか。また、死後の世界について、それぞれどの様に違う信念を持っているのか。この二つは本論の主な論点である。
キーワード：中日，死生観，支配者，墓