冲绳人的原乡信仰研究—以“尼拉依卡奈伊”为切入点[日语论文]+开题报告+文献综述
沖縄人の原郷信仰研究―二ライ・カナイの視点から
要　　旨
沖縄の原郷信仰は日本最古の宗教信念の一つである。そして、その信仰は現代日本の宗教の形成に礎石を築いた。
沖縄原郷信仰の形成と神秘的な海には密接な関係がある。沖縄において最も重要な信仰は二ライ・カナイである。日本の原鄉信仰ついての研究をしてみようと思うと、ニライ・カナイ信仰に対する知識は不可欠な一部分であろう。本論は、外間守善、柳田国男といった日本の有名な冲縄文化研究者の先行研究をふまえて、ニライ・カナイを研究の対象として、ニライの語源と変遷を分析し、原鄉と島との往来に使われる洞窟を考察し、ニライ・カナイから来訪神を迎える祭りを紹介しながら、沖縄の原鄉信仰（他界観）を研究した。ニライ・カナイという他界観は死者の魂が海の彼方、いわゆるニライ・カナイという楽土へ行くことである。本論は沖縄人が海の彼方に対して憧れる原因を考察し、沖縄人の他界観や生死観を検討した。

キーワード：沖縄；原郷信仰；ニライ・カナイ；洞窟；来訪神