中日における王権神授観念相違点についての比較_日语论文

要旨

中国と日本は地理的に近いから、友好交流の歴史が長い。昔、日本にとて中国は文化大国であった。文化の交流が盛んに行われたから、中国の多く文化が日本に伝わり、日本で独自な発展ができた。たとえば、日本の天皇制を中心とする日本の王権神授観念は中国の王権神授観念と似ているところがたくさんあるが、社会背景が違うため、王権神授についての理解が違う。本論は日中両国の王権神授観念の相違点を研究したい理由は、同じ理論がどうして両国で異なった発展を遂げたかを知りたいからである。

中日の王権神授の研究において、代表的なのは「天皇と中国の皇帝」(1990年)という本であり、中で作者の沈才彬氏は中日両国の帝制が生まれた異なる時期と方式にさかのぼり、王の権力の相違点を分析した。氏は中日における王権神授思想の違いを歴史的原因の違いから来たと指摘した。対照研究の方式で、王権神授の働きと形式の違いに留まり、本質的な違いにあまり触れなかった。

だから、本論の研究目的は王権神授の本質的な相違点を行い、しかも相違点が生じた原因を探求することである。本論は、王権神授思想の日中両国の起源の発展の比較のほかに、王様の名称、祭祀方式、王朝更迭方式から王権神授思想の両国のにおける相違を研究した。その比較を通して王権神授思想の中日両国における相違点についての全体的な理解ができた。最後、このような相違点が生じた原因を分析した。王権神授が両国で異なるようになったのは、歴史的背景だけでなく、両国民の信仰の性格が異なるからであると纏めた。

キーウード：王権神授；易姓革命；万世一系；信仰；神道思想；儒家思想

目次

摘要 Ⅰ

はじめに 1

１．中国における王権神授の起源と発達史 2

1.1中国の王権神授の思想の起源 2

1.2中国の王権神授の発展 2

2.日本の王権神授の形成と変化 3

2.1 日本の天皇観念の起源 3

2.2日本の天皇観念の発展 4

3.中日における王権神授観念の相違点 4

3.1王の呼び名についての比較 4

3.1.1天の代表とされる「皇帝」 4

3.1.2天照大神の子孫と思われる「天皇」 5

3.2王権祭祀にある相違 5

3.2.1王権を天に告げる儀式：圜丘祭 5

3.2.2天照大神の子孫を証明する儀式：大嘗祭 6

3.3王朝更迭についての比較 6

3.3.1“徳者”が皇帝になること 6

3.3.2天照大神の直系子孫が天皇になること 7

4．中日における王権神授観念の違いが生じた原因 8

4.1異なる歴史背景 8

4.2異なる民族性格 8

おわりに 10

参考文献 11