『フリーター、家を買う』から見る日本人の家意識[日语论文]

要旨：家庭は国の仕組みにおいて重要な構成要素であり、日本を了解するには、日本の家庭を切り口として研究することが考えられる。ご存知通り、家庭はアジア等東洋人にとってとても重要である。その中、中国と日本は世界屈指の戸籍制度を採用する国であり、地理的に近く、両国とも漢字文化圏に属するが、文化的な面では差別が多く存在している。例えば、日本家制度中の「家父長制」や「入籍」や「婿養子」などは中国と巨大な区別がある。この家制度を元にし、日本特有な「家」意識が形成された。社会の発展とともに、「ホーム」と「ファミリー」という言葉も現れ、現代日本社会の人々の「家意識」は巨大な変化が起こり、新しい観念が形成している。

ドラマは社会慣習の表現として、現実性や直観性や通時性がある。2009年の人気ドラマ『フリーター、家を買う』の主人公の武誠治と姉の亜矢子は新旧文化が衝突する昭和末期に生まれ、彼たちの親は団塊世代で、典型的なサラリーマンと家庭主婦である。この二世代の「家」意識の差異はドラマの中で表現された。

それゆえ、本論文はこのドラマを切り口にして、キャラクターとストーリーを分析してみたい。その上、日本経済の発展、社会制度、教育などを結合し、日本の「家」意識の形成と変化を探求し見ようと考えている。「家」意識に対する研究を通じ、日本文化と日本現代社会をより深く理解し、日本語学習者の異文化コミュニケーション能力の養成や文化交流の促進を目指したいと思う。

キーワード：「家」意識；家庭；家制度；教育；現代社会