是枝裕和の映画作品にみる家族観[日语论文]

摘要

是枝裕和是日本中生代导演的杰出代表，1995年以处女作《幻之光》一举成名，随后又凭借《无人知晓》和《如父如子》两部影片在国际影坛崭露头角。其电影融合了东方式的内省凝练和西方式的客观疏离，映像细腻敏锐，独树一帜。

纵观是枝裕和出道至今的作品，会发现有一永恒的主题贯穿其中，即家庭。无论是《步履不停》还是《奇迹》、《无人知晓》等，都致力于呈现日本的家庭实态,而他刻画的家庭又总是有些欠缺的。通过观察影片所勾勒的家庭的疏远和羁绊、解体和重组，以及父权家长制的衰落，从家族成员的悲伤、残酷抑或欢笑中，尝试剖析是枝裕和导演对日本传统家文化瓦解的焦灼，理解何为亲情，何为家人。

关键词：是枝裕和；家族观；家庭关系；家庭形态；家庭意识；变容

要旨

是枝裕和は現代日本映画を代表する中堅監督の一人である。1995年に『幻の光』でデビュー、その後、『誰も知らない』、『そして父になる』の二つの映画によって、国際映画界で頭角を現した。是枝裕和は映画に、東洋の控え目や洗練を、西洋の客観的で抽象的な技法とうまく融合し、繊細な映像と落ち着いた作風で淡々と物語ってくる。

是枝裕和の映画作品を見渡すと、監督があるテーマにこだわっていることが分かる。それは「家族」というテーマである。『歩いても歩いても』『奇跡』『誰も知らない』など、いずれの作品も日本家庭の実態を描こうとしている。一方、是枝裕和の映画における家族は常にどこか欠けている。映画が描いた家族関係の希薄化、絆の弱化、家族の解体と再建、そして家父長制の廃退を考察することで、家族メンバーの悲しみ、情けなさ、うれしさに託した是枝裕和の「家族崩壊」への不安を汲み取る。さらに、家族とは一体何なのか真剣に考えてみる。

キーワード：是枝裕和；家族観；家族関係；家族形態；家族意識；変容