利用信息差的会话活动的研究[日语论文]情報差を利用する会話活動の試み
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情報差を利用する会話活動の試み[日语论文]

要旨

近年、コミュニケーションする意味のある会話活動についての研究が重視されている。林洪(2015)はコミュニケーションでは、「情報差」、「選択権」、「フィードバック」という3つの特徴があると指摘している。その中、情報差が存在するこそ、コミュニケーションする必要があると認識されている。日本語学習者として、筆者は自身が経験した教育現場を振り返った。よく行っていたロールプレイは学習者が相手の役割や情報を知っていたことで情報差がなかった。あるいは、ロールカードは別々に配っても、教師があまり学習者に情報差の重要さを強調していなかったため、学習者はタスク達成のために、お互いにロールカードを見て、情報差が抹殺されてしまったこともある。このように、退屈に感じたり、実際に日本人とコミュニケーションする時、相手の持っている情報や答えは教室活動のように設定してあるのと違い、結局うまく行けなかったことがある。

従い、筆者は教育実習で担当している初級日本語クラスに情報差を利用する会話活動を導入する。本論では、学習者同士がこういうタスクの課題を達成していく過程では、どのようなインターアクションがあるのかを究明し、そして活動後に学習者は活動にどのような評価を与えるかを調査する。それを踏まえ、活動効果の考察を行い、改善案を考えていきたい。会話データ分析を行い、情報のやりとり、意味交渉、社会的人間関係作りの3点から学習者間のインターアクションを分析した。続いて、アンケート調査及びフォローアップインタビューの結果により、学習者は活動に対して、肯定的評価もあるし、否定的評価もあることが分かった。それに基づき、筆者は活動のいい点と欠点を考察し、学習者が活動で現れた問題点に対して、今後の指導項目を明確にした。

キーワード:情報差 会話活動 インターアクション 評価 

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