『遠野物語』における作者柳田国男の妖怪意識[日语论文]

要旨

昔され、妖怪、あるいは妖怪文学の研究は、文学も美術も歴史などの分野で異端とされ、主流文学と見らていなかった。井上円了 の『妖怪学講義』を出現する前、妖怪学に関する研究と著作がなり少なく、資料もばらばらである。

現在、妖怪学は日本では重要な学科と見なされている。その中柳田国男は一番有名な研究者の一人として、妖怪物語の伝承が民衆の信仰や心理などと密接な関係があると思い、妖怪研究が日本歴史と民族性を理解する手段のひとつとみなす。彼の初期作品『遠野物語』は河童、天狗、座敷童子、山男などのイメージ詳しく書いていて、たくさん面白い物語が含まれる。また、柳田国男は『遠野物語』という作品で日本の民俗学の創始者になった。その物語の話し手――佐々木鏡木も「日本のグリーン」と呼ばれている。

この論文は三つの段落を分け、まず妖怪文学の起源と発展を述べ、それから『遠野物語』を分析し、作品における作者の妖怪意識を認識する。最後、作者自身の経歴などから妖怪意識を探索する。

論文の中で、筆者は、『遠野物語』の解読を通じて、さまざまな妖怪の姿と物語における現実から作者は妖怪そのものに対する意見などを探したい。『遠野物語』から、作者が日本にはやっている妖怪伝説という民俗現象の観点と「柳田国男式」という神道が理解できると思う。私たちは、作者が妖怪文化の研究を通じて、日本人の信仰、習俗、思惟などの精神文化を解明できるという事実を証明したい。

キーワード：柳田国男、妖怪文学、远野物语、日本民俗学、現実