日本の若者言葉についてーKY語を中心に[日语论文]

要旨

「KY」は「空気が読めない」のローマ字略語である。「KY語」は女子高校生がネットや携帯電話で頻繁に使われる略語として、2007年より爆発的に増え、若者の間に急速に流行るようになった。近年、「KY語」は新しい言語形式として日本の若者の間だけでなく、日本の社会や政界まで使うようになった。

「KY語」はローマ字略語の1カテゴリである。「KY語」は携帯の普及と若者の心理的変化により普及されたものである。「KY語」には次のような四つの表現効果がある。①仲間意識を高める効果、②周囲から際立たせる効果、③遠まわし表現ができる効果、④言葉遊びが楽しめる効果。しかし、「KY語」には、①異なる意味が生じやすい、②使用範囲が限定される、③異なる階級間の交流に不適切、④言葉の暴力が生じやすい、などの問題点もある。

キーワード　ローマ字略語; KY語; 表現効果;