芥川龍之介における「母」の表象-「母」を主人公とした作品を中心に_日语论文

摘要

芥川龙之介（1892～1927）是日本大正时代著名的短篇小说家，其主要代表作有《罗生门》、《竹林中》、《地狱变》等。芥川龙之介一生坎坷，出生七个月后母亲精神失常以至于发狂。因此芥川自小便被寄养于外婆家。在芥川 11 岁时，母亲去世。从未感受过生母关爱的芥川，对母亲形象的理解以及表现形式的特殊性也可想而知。

本课题着眼于芥川全集中，“母亲”作为主人公登场的小说（即《手巾》、《女》、《母亲》、《志野》、《弃儿》、《一块地》等作品），通过对芥川龙之介笔下“母亲”形象的分析，解读芥川龙之介对于母性的认识，以期对芥川龙之介有更为独特的了解。

就分析方式来说，首先，本研究将以芥川龙之介相关的先行研究为基础，对芥川的生平经历及作品进行整理。其次，在芥川各时期的作品中挑选出可以作为研究对象的作品并进行简要介绍。最后，通过分析芥川在各个作品中对“母亲”形象的刻画，探究其母性认识的变化。

关键词   芥川龙之介 母亲形象 母性认识

要旨

芥川龍之介（1892～1927）が日本の大正時代における代表的な短編小説家である。『羅生門』『藪の中』『地獄変』などが彼の代表作にあげられる。芥川龍之介が生まれた七ヶ月後に、生母が発狂した。そのため、幼い頃から、彼は母方の親族に預けられていた。そして十一歳の時に、生母は亡くなった。言い換えると、母にあまえる機会がなかった芥川龍之介にとって、母親の愛情がえがたい特別なものだとみられる。彼の母親の表象への理解と母親への感情には研究価値があると思われる。本論では、芥川龍之介における「母親」の表象に注目し、「母」を主人公とした小説（『手巾』（1916）、『女』（1920）、『捨児』（1920）、『母』（1921）、『おしの』（1923）、『一塊の土』（1924））をめぐって、各時期の文学作品における「母親」の構造を分析し、芥川龍之介の母性認識を解読してみた。

キーワード：芥川龍之介 母親 母性認識