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文章字数: | 11517 字 (由Word统计) | 文章格式: | Doc.docx (Word) | 更新时间: | 2018-10-03 |
《十二国记》中的女性形象[日语论文]
『十二国記』の女性像について
摘要
《十二国记》是以冒险成长为题材的历史架空科幻系列小说。其作者小野不由美 在本书中构建了一个由“天意”来选择国王的奇妙世界。而该系列小说的主题正是探讨天意是什么。这里的“天意”就相当于现实世界的“天意”、“命运”、“神谕”。同时这个世界的女性有“不生育”的设定。在这样的设定下作者塑造了一个又一个个性鲜明且充满魅力的女性角色。因此,探讨天意可能只是表面的主题,该系列小说还有一个内在主题,即探讨什么是男女不平等的根源以及怎样的社会才是男女平等社会。本论文以《十二国记》为切入点,分析该小说的女性形象,旨在挖掘出小野不由美本人的女性观,即她对女性生育的看法,对女性该有的人生的看法,以及对男女平等社会的期望。
本文除绪论外,由三章构成。绪论主要由研究目的和意义以及先行研究构成。
第一章介绍了《十二国记》的构成、世界观以及其女性设定。
第二章介绍了四个女性角色的人物形象。从成长背景,各自的经历,以及之后的成长蜕变进行分析。
第三章探究了小野不由美本人的女性观,主要从现实世界和架空世界的对比、四个角色的性格比较、少年漫画般的作品特征、恋爱描写以及对现实世界的期望四个五个角度进行解读。
作品的女性形象来源于作者的女性观,作者的女性观又与社会意识相关。该作品中女性形象正是小野不由美的自画像。从懦弱到坚强,从被迫到反抗,从无知到睿智,即是小野不由美对于女性的期望,更是对男女不平等社会的抗议。
关键词:十二国记; 小野不由美; 男女平等
要旨
『十二国記』は、冒険と成長を題材とする歴史架空ファンタジーシリーズ小説である。その作者小野不由美は、小説で「天意で王を選ぶ」という奇妙な世界を構築している。小説の主題の天意とは、何なのかという問いがある。ここの天意とは、現実世界の「天意」や「運命」、そして「神諭」と同じである。同時に、この世界の女性は子供を産まないという設定がある。この設定の下で、作者は個性が鮮やかで魅力的な女性役を次々と作り出した。こうしたことからも、天意とは何なのかという問いは、小説の表主題しかないかもしれない。また、このシリーズ小説では裏主題がある。即ち、男女差別の源は何なのか、そして、男女平等と何なのかという問いである。
本稿は『十二国記』を中心に、この小説の女性像を分析し、小野不由美本人の女性観(即ち、女性生育に対する意見、女性があるべき人生に対する意見、及び男女平等に対する希望)を明らかにしたい。
作品の女性像は作者の女性観に基づいて創作されるものである。つまり、社会意識によって女性観が形成される。この作品の女性像はまさに小野不由美の自画像である。軟弱から強くなり、重苦しさから自由になり、無知から理知的になることは、小野不由美が女性に対する希望だけではなく、男女差別への抗議でもある。
キーワード:十二国記; 小野不由美; 男女平等