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文章字数: | 15383 字 (由Word统计) | 文章格式: | Doc.docx (Word) | 更新时间: | 2018-02-09 |
从《百人一首》中的植物和歌看中日植物形象差异[日语论文]
百人一首における花草木から見る中日植物イメージの違い
要 旨
百人一首は、藤原定家が古来の秀歌を選び集めたものである。王朝時代に詠まれた歌々は、みごとに彫琢された言葉によって、人の心のありようを鋭く繊細に表現している。日本人は古くから自然を愛し、季節の移り変わりに敏感で繊細である。和歌はよく四季の花草木に通じており、作者の心の豊かな感情を表す。百人一首における植物の歌から日本人の独特な美意識を覗くことができると思われる。
調べてみたところ、百人一首では34首の歌に植物が詠み込まれており、植物の種類は16種であることがわかる。内容にそって整理してみると、桜は春の花として、紅葉は秋の花として見立てて、松、しのぶ、あし、もぐさ、ささ、若菜、さねかずらなどの草木はいろいろな恋を表すという特徴がある。本論文は、百人一首における植物の和歌を研究対象として、詩経、楚辞、唐詩三百首、宋詞など中国の古典詩詞の植物に対するイメージと比べて違いをまとめてみる。百人一首の植物の歌において、桜は春の花として、紅葉は秋の花として見立てたが、中国の古典文学において、桜と紅葉の数が少ない。日本人は散る花から美を感じるが、中国人はよく植物に志を託している。
さらに、筆者は本論文で、具体的に歴史、宗教、審美から中日両国における違いの原因の分析を試みた。日本の国風文化の発展、融合の術、仏教の無常観の影響、漢詩の志を言うという表現方法、隠遁生活の影響などが考えられる。
キーワード:百人一首、植物、美意識、和歌
目 次
要 旨
はじめに 1
第一章 百人一首における植物とその特徴 2
1.1 春の花―桜 2
1.2 秋の花―紅葉 3
1.3 恋の草と木 4
第二章 中日古典詩歌における植物イメージの相違点 8
2.1桜 8
2.2紅葉 9
2.3草 9
2.4松 10
2.5竹 11
2.6梅 11
2.7菊 12
第三章 中日の植物に対するイメージの違いの原因 13
3.1国風文化の発展 13
3.2融合の術 14
3.3仏教の無常観 14
3.4詩は志を言う 15
3.5隠遁生活 15
おわりに 17
参考文献
謝 辞