论三岛由纪夫毁灭之美的美意识-以《金阁寺》为中心[日语论文]
三島由紀夫の滅びの美の美意識論—『金閣寺』を中心に
要　　旨
三島文学は決して大衆に受け入れられる文学ではない。三島由紀夫の肯定する“美”に共感できるか否かが大きなポイントである。文章の書き方から性癖の素養まで、その美意識は細部にわたり彼の文学を創り上げている。『金閣寺』も美の追究がいかにも三島的だが、それでも近代文学における金字塔の一つとしてこれからも読み継がれていく作品であることは間違いないである。
本論は『金閣寺』を中心として、三島の美意識を考察した。分析によって、『金閣寺』には主に三島の滅びの美という美意識を表していると思われる。それに、三島の本作品特殊な美意識が当時日本文学界に大きな影響を与えたということが分かるようになった。三島由紀夫に関して、人々は彼の独特な美意識に大きな関心を集めている。これも三島の最も議論の多い一部分である。

キーワード　三島由紀夫; 滅びの美;美意識; 金閣寺

目　　次
要　　旨
はじめに    1
1戦後金閣寺の焼却    2
 1.1事件の背景    2
 1.2理想と現実との衝突    2
2独特な滅び美意識    4
3『金閣寺』における当時日本文学界への影響    6
おわりに    7
参考文献
謝　　辞