从《伸子》看宫本百合子的女性意识的觉醒[日语论文]
『伸子』に見られる宮本百合子の女性意識の目覚め
要　　旨
宮本百合子はプロレタリア文学家として知られている。『伸子』は宮本百合子自身の体験に基づいて、婦人解放、男女平等を追求し、男性中心の婚姻制度を批判した長編小説である。小説は伸子という若い女性が、人間的な生活を探し、恋愛から結婚へと進み、夫との人生観や家庭観との不一致に苦しんで、離婚にふみきるまでのことを描いている。
本論文はまず、宮本百合子の生い立ちと『伸子』を分析し、後は家父長制の反抗や自由平等への追求の二つの面から宮本百合子の女性意識の目覚めを論じる。第三部分では、『伸子』に出ていた主要人物の作者に対する女性意識の影響を書く。また、宮本百合子の女性意識の目覚めの縁を探る。主に百合子が生きる時代背景、家庭環境また自身の経歴から論じた。
キーワード　宮本百合子;『伸子』;女性意識
目　　次
要　　旨
はじめに    1
1宮本百合子について    2
2『伸子』について    3
2.1家父長制への反抗    3
2.1.1家父長制とは    3
2.1.2伸子の反抗    4
2.2平等地位への追求    4
3『伸子』に見られる宮本百合子の女性意識の目覚め    7
3.1女性意識について    7
3.2宮本百合子の女性意識目覚めの原因    7
3.2.1時代による影響    7
3.2.2成長環境の影響    8
3.2.3ロシア文学の影響    8
3.3『伸子』における女性意識目覚めの成長と深化    9
3.3.1母との衝突    9
3.3.2夫との摩擦    9
3.3.3素子との出会い    9
おわりに    11
参考文献
謝　　辞