《源氏物语》与《红楼梦》的比较研究-以女性形象为中心[日语论文]
『源氏物語』と『紅楼夢』の比較研究ー女性像を中心に
要　　旨
中国清朝の作者曹雪芹が書いた『紅楼夢』は日本中古作者紫式部が書いた『源氏物語』と同じように、当時代の鏡であり、あの時代の歴史を反映していたと言える。7世紀も隔てたのに加えて、異なる文化背景をもとにして書かれたが、二名著とも悲劇的なテーマが含まれている大著である。
その二つの名作を読んでみると、テーマ思想、人物像と芸術表現方法において、似ているところが多いことに気付ける。
本論は作品中の女性像について簡単に比較する。当時の中日両国における女性運命の境遇の分析を通して、文学創作の規律を探し求める。まず、二つの作品における女性の知恵、外貌、才気などの共通点を分析する。そして、性格と感情の角度から女性の相違点を分析する。それによって、さらに人物像の内包を理解し、作品の深い意味を体得することができる。
キーワード　『紅楼夢』; 『源氏物語』; 女性像; 比較
目　　次
要　　旨
はじめに    1
1創作背景と主な内容    2
1.1『源氏物語』    2
1.2『紅楼夢』    2
2『源氏物語』における典型的な女性    3
2.1政治の犠牲品――女三の宮    3
2.2理想女性の悲劇――紫の上    3
2.3反抗意識の女性――空蝉    3
3『紅楼夢』における典型的な女性    5
3.1林黛玉    5
3.2薛宝釵    5
3.3王夫人    6
4二名著の女性像の比較    7
4.1共通点    7
4.1.1結婚決定権無い    7
4.1.2一夫一正妻・多妾制    7
4.2相違点    8
おわりに    10
参考文献
謝　　辞