对芥川龙之介作品中生死观的考察[日语论文]

要　　旨
日本近代文学の歴史においては、芥川龍之介は最も影響力のある作家の一つと言われている。一生に数多くの優秀な作品を創作しており、夏目漱石と森鴎外と一緒に日本近代文壇の「三つの巨匠」と言われている。でも、そんなに優秀な作家としての芥川龍之介は３５歳の時、自裁の道を踏んでしまった。芥川龍之介の前期の作品、例えば『老年』、『青年と死』などを読むと、人生の道が暗いでも、生きていることが大事だという思想を強く感じられるだろう。自裁の道を踏んだのは本当に意外なことだ。芥川龍之介は有名な現実主義の作家で、「生」と「死」はずっと彼の作品の主題のひとつとする。自裁はしようがないで、悲壮な選択である。自裁で人生の苦しさから逃げる人もいるが、個人の意志を実現する人もいる。本論は芥川龍之介の異なる時期においての死生観を分析し、その変化の原因をまとめる。
以上の問題に対して、本論は原文分析と社会歴史分析を主な手段として、論文を展開していく。まず、はじめにでは先行研究を紹介し、研究内容を説明した。次に、第一章では、芥川の前期の作品の『青年と死』と『羅生門』を通して、芥川の前期の死生観を分析する。次に、第二章では、芥川中期の作品の『地獄変』と『枯野抄』から、芥川の中期の死生観を見られる。次に、第三章では芥川晩年の作品の『河童』と『杜子春』を通して、芥川の晩年の死生観を検討する。第四章では、芥川龍之介の死生観の流れと変わりをまとめ、作者の経歴とか、時代の変遷とか、宗教の影響などにより、その変化の原因を見つかる。最後の「終わりに」では考察の結果をまとめ、今後の課題を提示する。
考察した結果から見れば、時代の激変と宗教による影響は芥川龍之介の死生観が変わるの重要な原因とする。

キーワード：芥川龍之介　死生観　『青年と死』『地獄変』『杜子春』

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    1
1.1 芥川龍之介の作品についての先行研究    1
1.2 死生観についての先行研究    2
1.3 研究課題    3
第一章 芥川前期の死生観    4
1.1『青年と死』における死生観    4
1.2『羅生門』における死生観    5
第二章 芥川中期の死生観    7
2.1『地獄変』における死生観    7
2.2『枯野抄』における死生観    7
第三章 芥川後期の死生観    9
3.1『杜子春』における死生観    9
3.2『河童』における死生観    10
第四章 芥川の死生観の変化する原因    11
4.1 時代の激変により    11
4.2 宗教思想により    12
終わりに    13
謝　　辞
参考文献