从遗书看今敏及其作品的文学性[日语论文]
遺書から見る今敏およびその作品の文学性

要　　旨
今敏は日本の有名なアニメ監督である。同時に普通の人間として、家族や友人に対しては深い感情を持っている。その人達の支えに感謝し、人生の幸せを伝える今敏は人生の最後まで積極的であり、人から尊敬される。本論文は今敏に対する研究を「幻と現実を結合するの物語」や「独特なシーンの表現手法」の固定的な研究枠を突破し、今敏の遺書を解読することにより今敏とその作品をめぐり研究を進める。真実な感情の含んだ遺書から、今敏の性格の特質を把握し、感性的な態度や人生観、死生観、そして人生の最後の自己認識をまとめる。今敏は社会主流に拒否や妥協の矛盾さ、アニメ事業に対する愛と情熱、病気になっても忘れないユーモラス、死を怖がらない楽観と脱然は遺書に表れている。
また、今敏は監督として、優れた作品を送り出した。アニメ映画『perfect blue』、『千年女優』、『東京ゴッドファーザーズ』、『パプリカ』、TVアニメ『妄想代理人』、『オハヨウ』。彼の監督作品の中で一部分の台本を選択し、不同の物語を通して遺書の内容とアニメ作品の内在の関係を発掘する。遺書から今敏の作品を見ると、まぶしい表現手法の下で隠される深い文学性が発見される。本論文は三つの例を挙げて説明する。作品の中に、死亡の美学を持ち、ヒューマニズムと女性主義があふれるのは今敏自身の死生観、感情強いの特徴、女性主義のコンプレックスがあることが関係があると言える。今敏の遺書から表現されたものは彼の作品の中に現れるものは高度の同一性がある。本論文は遺書を通し、今敏本人思想と感情、その作品の中で貫いた個人の理念を分析し、それゆえに感性的と人文的な角度から、アニメ監督としての今敏およびその作品の文学性を研究する。

キーワード： 今敏　遺書　作品の文学性

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに
第１章　今敏について    8
1.1　今敏とその作品について    8
1.2　「遺書」について    9
第2章　遺書から今敏の性格を見る    10
2.1　主流に対する「妥協」と「拒否」    10
2.2　死を怖がらない「釈然」と「残念」    11
2.3　「愛」と「感謝」が満ちる    12
2.3.1　両親へ    12
2.3.2　妻へ    13
2.3.3　友人へ    14
2.4　自分には「わがまま」、事業には「責任感」を持つ    14
第3章　遺書から今敏の作品を見る    16
3.1　作品から表れる死生観    17
3.1.1　不足な人生にも恩を感じる    17
3.1.2　死は人生の新たな段階である    18
3.1.3　自殺は死の美学である    18
3.2  親しい人からの愛情    19
3.2.1  親から    19
3.2.2  友達から    20
3.2.3　妻から    21
3.3　画面編集の作用    22
終わりに    27
謝　　辞
参考文献