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文章字数: | 16638 字 (由Word统计) | 文章格式: | Doc.docx (Word) | 更新时间: | 2017-11-20 |
从《心》女主角“静”的悲剧看夏目漱石的女性观[日语论文]
『こころ』のヒロイン「静」の悲劇から見る夏目漱石の女性観
要 旨
『こころ』という小説は、明治時代の名作家の夏目漱石の代表的作品で、裏切りと孤独感を描いた。『こころ』についての研究は、ほとんど、先生とKの視点により、利己主義、個人主義、明治思想、先生とKの自殺原因、則天去私などの角度からこの作品を分析した。しかし、小説の中で、『こころ』の女性主人公の「静」に対する詳しい外形描写は少ないし、性格の描写もほとんどない。主人公の「私」の「静」に対する第一印象は「美しい奥さんであった」だけで、ほかの印象はない。「静」と「先生」の間では、「静」は「先生」に付属するような存在である。したがって、「静」についての研究は数少ない。「静」の角度から、作者の夏目漱石の女性観を分析する研究も数少ないし、あまり具体的ではない。
『こころ』における「静」という人物を通し、作家の夏目漱石の女性観がわかる。だから、本論文はまず『こころ』についての国内外の研究現状を総括する。その次に、小説中の女性主人公の「静」を出発点として、「テキスト分析」という研究方法で、その人物の人生を三つの階段に分けて分析する。お嬢さんであった「静」、敬遠された妻であった「静」、一人ぼっちの未亡人になった「静」というのは「静」の悲劇の表れである。そして「静」の悲劇の原因を考察する。小説中では、「静」は男性が心から求めている理想的な女性としている。それは彼女の悲劇の根本的な原因だと思う。また、「静」の沈黙も、女神とみなされるのも彼女に悲劇をもたらす原因である。最後に、理想的な女性像である「静」と関連している夏目漱石の女性観とその女性観の形成原因を考察し、ほかの作品に表れた女性観も一緒に総括する。
キーワード:こころ 夏目漱石 静 悲劇 女性観
目 次
摘 要 Ⅰ
要 旨 Ⅱ
はじめに 1
第1章 先行研究 2
1.1 国内の先行研究 2
1.2 国外の先行研究 4
1.3 本稿の立場 4
第2章 静の悲劇 6
2.1 お嬢さんであった「静」 6
2.2 敬遠された妻であった「静」 8
2.3 一人ぼっちの未亡人になった「静」 9
第3章 「静」に悲劇をもたらした原因 11
3.1 理想的な女性としている「静」 11
3.2 沈黙の「静」 13
3.3 苦しく、寂しい女神である「静」 14
第4章 夏目漱石の女性観とその成因 16
4.1 夏目漱石の女性観 16
4.2 夏目漱石の個人的経験 17
4.3 時代背景 18
終わりに 19
謝 辞
参考文献