大江健三郎作品中的残疾人形象探究[日语论文]
大江健三郎作品における障害者の人物像について

要　　旨
大江健三郎はノーベル賞受賞者として、日本及び世界の人々によく知られている。作家としての大江健三郎は個人的なことや体験だけでなく、政治や社会問題などにも非常に関心を持っているのである。彼の作品は監禁状態、政治、障害者問題及び核問題など、多くの方面にわたる。その中、障害者問題は重要な部分であると言われている。脳に障害を持った長男が生まれてから、大江氏は数々の文学作品が障害者に取材した。本文は主に『個人的な体験』、『静かな生活』及び『恢復する家庭』という三つの作品をめぐり、作品に描かれた障害者の人物像を分析してみよう。知的障害のある長男「光」の誕生は大江健三郎の障害者への関心を呼び、また広島への訪問は大江健三郎のヒューマニズムへの思考をもたらした。本文は大江文学における障害者の人物像についての探究を通じて、大江文学の全体像及び作者のヒューマニズムをよりよく把握するのに役に立つように工夫している。
キーワード：大江健三郎；大江文学；障害者；共生；ヒューマニズム

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    4
1.大江健三郎及び大江文学について    4
2.大江健三郎と障害者の接触    5
2.1長男·光の誕生    5
2.2広島への訪問    5
3.大江健三郎作品における障害者の人物像について    6
3.1『個人的な体験』の鳥のイメージ    6
3.2『静かな生活』のイーヨーのイメージ    6
3.3『恢復する家庭』の光のイメージ    7
3.4共通点    7
4.障害者の人物像と大江健三郎のヒューマニズム    7
4.1ヒューマニズムについて    7
4.2大江健三郎のヒューマニズム    8
終わりに    9
参考文献    10
謝　　辞