中日独生子女教育考察[日语论文]
中日両国における「一人っ子」の教育についての一考察

要　　旨
中日両国は、ここ数年、経済発展を成し遂げてきた。しかし、その反面、都市部を中心に核家族が増え、社会は急速に変化してきている。また、様々な原因で、ほとんどの家庭が一人っ子となっている。その結果、家庭では、「小皇帝」、「小太陽」言われるように大事に育てられ、社会性や対人関係を上手に育めない子供が増えたと言われている。この論文は、中日両国で進行している「一人っ子」の増加現象を問題意識の基本にして、「一人っ子」の教育問題を主に取り上げたものである。
本論文は、大きく三つの部分から構成されている。
  第一章は、中日両国の「一人っ子」の現状を紹介している、そして、共通点と違いから「一人っ子」の原因を説明している。
  第二章は、中日両国の「一人っ子」の教育上の利点と問題点を分析している。
  第三章は、以上の２つ章を基本にして、家庭教育と学校教育の２つ面から、「一人っ子」への教育を助言してあげてみる。

キーワード: 一人っ子　中日両国　家庭教育　学校教育

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    1
第一章 「一人っ子」の現状と原因    2
1.1　 中国の現状    2
1.2　 日本の現状    3
1.3 「一人っ子」の原因    4
第二章 「一人っ子」の教育上の現状    6
2.1 「一人っ子」の教育上の利点    6
2.2 「一人っ子」の教育上の諸問題    7
第三章「一人っ子」教育への助言    9
3.1 家庭での「一人っ子」の教育    9
3.2 学校での「一人っ子」の教育    10
おわりに    12
参考文献    13
謝　　辞