关于《银河铁道之夜》中宫泽贤治的幸福感研究[日语论文]
『銀河鉄道の夜』における宮沢賢治の幸福感について

要　　旨
宮沢賢治は、日本の代表的な詩人、童話作家ばかりでなく、科学者、宗教者でもある。また、行動実践者の側面も持っている。本論では、テクスト分析法を試み、『銀河鉄道の夜』における宮沢賢治の幸福感を分析した。『鉄道銀河の夜』の主人公ジョバンニは、自分自身の幸せよりも自分の愛する者の幸せを祈ることがもっと大事だと思われる。宮沢賢治にとっては、自己犠牲な精神のほか、生の意味も大切である。賢治は「世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」という行動の基礎となる態度をしっかり心に刻み、その光をはなって短い一生を送った。社会のすべての人を平等に大切に思い、その心の深さと広さは宮沢賢治の教える幸福である。『鉄道銀河の夜』と宮沢賢治の宗教観を深く理解すると同時に、『鉄道銀河の夜』の積極的な意義をもっと発掘しようと思う。本論文はおおきく四つの部分から構成されている。第一章では宮沢賢治と『銀河鉄道夜』のあらすじについて紹介する；第二章は創作の背景及び創作意図を述べる。第三章は主人公の経歴に対する分析から作品の「幸福観」を探ってみる。第四章は全面的な分析を通して、作者の幸福觀の形成要因を探求する。

キーワード：宮沢賢治  『銀河鉄道夜』　幸福觀  形成要因

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    1
第一章　宮沢賢治と『銀河鉄道夜』について    2
1.1　宮沢賢治    2
1.2 『銀河鉄道夜』のあらすじ    2
第二章　『銀河鉄道の夜』の背景と目的    4
2.1　創作の背景    4
2.2　創作の目的    4
第三章　『銀河鉄道の夜』における宮沢賢治の幸福感    6
3.1   残酷な現実から逃げて幸福のへ追求    6
3.2  『聖書』に描かれている幸福感    7
3.3  『銀河鉄道の夜』における宮沢賢治の幸福感の総結    8
第四章　『銀河鉄道の夜』における宮沢賢治の幸福感の形成要因    10
4.1  宮沢賢治の人生の経歴    10
4.2  宮沢賢治のキリスト教の信仰    10
4.3  宮沢賢治の幸福と苦難の弁証的な思考    11
おわりに    13
参考文献    14
謝　　辞