高等教育大众化时代大学生学力问题-以日本为中心[日语论文]
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高等教育大众化时代大学生学力问题-以日本为中心[日语论文]
高等教育の大衆化時代における大学生の学力問題について―日本を中心に

要  旨
大学生についての議論が活発化したのは、『分数ができない大学生―21世紀の日本が危ない』(岡部他, 1999)が刊行された1999年以降のことである。大学生の計算力の低下ぶりが新聞紙上でも大きく取り上げられた。これをきっかけに、教育学者、学校関係者のみならず、保護者やマスコミまでを巻き込む大論争に発展した。多くの人々がこの問題に関心を持ちはじめ、「学力低下」が一種の社会問題化した。
1960年代から、日本の進学率は急速に増加し、1965年は17%に至る。このことから、日本はすでに高等教育の大衆化時代に入ったとはいえる。高等教育の規模の拡大に伴い、経済発展に有利だが、学生は多様化になり、大学における学力低下問題と就職問題も出って来た。
本稿では三つの章に分けている。第一章は学力の定義と背景について説明する。第二章は、大学大衆化時代における大学生の学力低下問題について、大学生の基礎学力の低下、学習意欲の低下と大学生の学力実態と企業が求める学力の三つの点点から整理した。第三章は、大学生の学力低下問題をまとめた上で、この問題を解決するための方向を明らかにする。
キーワード:学力低下 基礎学力 学習意欲 高等教育大衆化 キャリア教育

目  次
摘  要    Ⅰ
要  旨    Ⅱ
はじめに    1
第一章 学力の定義と背景    2
1.1 学力の定義    2
1.2 その背景    3
第二章 大学生学力低下の実態    5
2.1国際調査による学力    5
2.2学習意欲の低下    6
2.3企業から見た学力問題    8
第三章 今後高等教育のあり方    9
3.1 大学教育改革の方向    9
3.2 キャリア教育への期待    11
終わりに    12
参考文献    13
謝  辞

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