川端康成文学的审美意识-以《古都》为中心[日语论文]
川端康成文学の美意識について－｢古都｣を中心に

要　　旨
川端康成は日本の新感覚派の代表作家である。日本人で初のノーベル文学賞も受賞し、受賞講演で日本人の死生観や美意識を世界に紹介した。長篇小説『古都』は彼の晩期代表作の一つとして、最も典型的な自然美、伝統美、人情美の世界を構造した。本論文は『古都』の独特性及び川端康成の美の原点をはっきりした上で、『古都』における自然美、伝統美、人情美の世界に表わした川端康成の美意識を探究したのである。
本論文はおおきく四つの部分から構成されている。
第一章は川端康成の特別な少年時代と川端康成文学の特質について紹介した。
第二章は、『古都』のあらすじ及び創作の背景を通して、『古都』における自然美、伝統美、人情美の世界を考察する。
第三章は主に『古都』における川端康成文学の美意識について紹介した。そして、『古都』における三つ美の根源を探究した。

キーワード：川端康成 古都 自然美 伝統美

目　　次
摘　　要    Ⅰ
要　　旨    Ⅱ
はじめに    1
第一章　 川端康成について    2
1.1　特別な少年時代    2
1.2  川端康成文学の特質    2
第二章　『古都』のあらすじと創造の背景    4
2.1 「古都」のあらすじ    4
2.2  創作の背景    5
第三章　『古都』における川端康成文学の美意識    6
3.1  自然美    6
3.2  伝統美    6
3.3  人情美     10
おわりに    14
参考文献    15
謝　　辞