从《人间失格》审视太宰治的心理变化[日语论文]
『人間失格』から見る太宰治の心理変化

摘　　要
一提到无赖派的代表作家太宰治，首先在脑海里浮现的便是《人间失格》这部作品。《人间失格》是他对自己生涯的概括的同时也是对作品中展出的优越感与自卑感糅杂在一起的矛盾心理的总结。所以他最后的作品《人间失格》被公认为有着非常重要的地位。
本文通过绝望，孤独，幸福，这三种感情来探索太宰治的心理变化的过程。这个考察分成三章。第一章，介绍《人间失格》的主要内容以及在《人间失格》中失格所谓的真正意义。第二章，全面介绍太宰治的生涯，探索太宰治性格形成的原因。第三章，围绕太宰治的实际生活，分析《人间失格》。从身和成长的家庭环境，以及自身性格，人生经历，社会环境等各种因素来考虑，来探求隐藏在毁灭的外皮之下潜藏着的太宰治的真实的姿态。

关键词  心理变化；孤独；绝望；幸福

要　　旨
無頼派の代表作家である太宰治を言うと、まず頭に浮んでくるのは『人間失格』。『人間失格』というのは彼の自分の生涯に対するまとめである同時に、作品に示されていた優越感と卑怯感という矛盾の気持ちの総決算でもある。だから、最後の作品の『人間失格』は非常に重要な位置を占めていると言うのである。
本文は絶望、孤独、幸福この三つ心理感情によって、太宰治の心理変化のプロセスを探す。この考察は三章からなっている。第一章では、『人間失格』主な内容と『人間失格』における失格の意味を紹介する。第二章では、太宰治の生涯を全面的に紹介し、太宰治の性格形成の原因を探す。第三章では、実生活の中の太宰治をめぐって、『人間失格』を分析する。出身とおい立ち、家庭環境、経歴、自身の性格や心理、社会環境などから考えよう。「滅びの外装」の下に隠されている正真正銘の太宰治の姿を探求してみようと思っている。

キーワード　心理変化;孤独;絶望；幸福