从《我是猫》来看夏目漱石对社会的批判[日语论文]
『吾輩は猫である』からみる夏目漱石の社会への批判

摘　　要
夏目漱石作为近代日本近代的文学巨匠，其文学作品一直备受世界关注，而《我是猫》这部长篇小说是他的处女座，发表于1905年，当时日本社会阶级矛盾和社会矛盾尖锐，而作为一留学生身份归国的夏目漱石对明治维新后日本的种种现象持有强烈的批判意识。在这样背景下，创作出来的《我是猫》使夏目漱石一跃登上了日本文坛。这篇充满着批判精神的小说，时至今日，仍然深受日本人民以及世界各国人民的喜爱。小说以猫的特有视角来描述发生主人公苦沙弥身边的各种趣事，可以说苦沙弥的客厅就是明治社会的一个窗口，通过这个独特的窗口我们可以看到形形色色的人物及其思想，作者借此来对明治社会的黑暗、丑陋进行深刻的批判。
本论文在先行研究的基础上，来进一步论述《我是猫》的这篇小说中夏目漱石对明治社会的批判，主要分为三个部分，第一部分主要从小说的创作背景，故事梗概以及主要人物三个方面来简单介绍这篇小说，让读者能够更好的了解论述的背景，第二部分则作为主要论述部分，从小说批判的对象，批判的原因以及批判的手法来详细论证小说对社会的批判。而第三部分则是作者的批判对社会的影响方面。本文试图将作品内容与社会现实相对比，同时引用相关文献资料来更加深入地论证夏目漱石在《我是猫》的这部小说中，对明治社会的具体批判。
关键词：《我是猫》 夏目漱石  社会  批判 

要　　旨
夏目漱石は日本近代の文学巨匠としているが、彼の文学作品はずっと世界に注目されている。『我輩は猫である』という長編小説が彼の処女小説であり、1905年に発表された。当時、日本の社会では階級矛盾と社会矛盾は鋭かったが、留学生としての夏目漱石は、明治後の社会のさまざまな現象に強い批判意識を持っていた。こんな背景をもとに、創作された『我輩は猫である』は夏目漱石を日本文壇に一躍させた。この批判精神に満ちた小説は、いまさら、日本の国民と世界各国の国民に愛されている。小説は猫の特有な視点で主人公の苦沙彌の身の回りの物語を描写していたが、苦沙彌の応接間はまるで明治社会の窓口のようであり、この独特な窓口から様々人物とその思想がみえる。作者はこれを通じて明治社会の暗黒、醜さを深く批判していた。
本論文は先行研究に基づいて、さらに『我輩は猫である』という小説の中に夏目漱石の明治社会への批判を詳しく論証するつもりであり、主に三つの部分に分けている。第一部分は主に小説の創作背景や物語の粗筋や主要な人物という三つの方面からこの小説を簡単に紹介する。次は論述部分として、小説の批判対象や批判原因や批判手法から小説の社会への批判を論証する。そして、最後は作者の批判が社会への影響である。本論文は小説の内容が社会現実と比べ、同時に文献資料を引用して具体的に『我輩は猫である』という小説の中に夏目漱石が明治社会への批判を論証する。
キーワード：『我輩は猫である』   夏目漱石   社会   批判