浅析《第八日的蝉》中的关键词[日语论文]『八日目の蝉』におけるキーワード―「希和子」と「恵理菜」をめぐって
摘　　要
角田光代生于1967年3月8日。她毕业于早稻田大学第一文学部。1988年在大学期间以彩和杏的名义发表处女作。大学毕业之后的1990年以出道处女作《寻找幸福的游戏》获得日本海燕新人文学奖。2005年，以《对岸的她》获得第132届直木奖，曾三度入围芥川奖、三度入围直木奖。与吉本芭娜娜、江国香织同被誉为当今日本文坛三大重要女作家。2006年，短篇小说《禁锢的母亲》获得第32届川端康成文学奖。2007年，以《第八日的蝉》获第2届中央公论文艺奖。
本文以角田光代的《第八日的蝉》为研究对象，在结合先行研究的基础上，从小说中两位女主人公所经历的的故事来分析。并希望能够通过小说中两位的关键词着手，从中分析出两位女主人公所处的不同的时代的不同影响。在对作品进行分析的同时，也尽量参考小说的创作背景和作家自身的言论来讨论。
由于作品较新，目前涉及该作品此方面的研究比较少，此次研究可以作为崭新的尝试，也对研究角田光代作品中的母亲形象有一定价值。另外，以此次研究为开端，为以后进一步探究角田光代作品打下一定的基础。
关键词：角田光代，第八日的蝉，空壳子

要　　旨
角田光代は1967年3月8日生まれ、早稲田大学第一文学部文芸専修卒業。大学在学中の1988年、彩河杏名義で処女作を書いた。大学を卒業して1年後の1990年、「幸福な遊戯」で第9回海燕新人文学賞を受賞し、角田光代としてデビュー。2005年、「対岸の彼女」で第132回三十五賞受。三度芥川賞の候補、三度直木賞の候補に挙がった。吉本ばなな、江国香織と日本を代表する三人の有名な女性作家となる。2006年に「ロック母」で第32回川端康成文学賞を受賞した。2007年に「八日目の蝉」で第2回中央公論文芸賞を受賞した。
本稿は角田光代の『八日目の蝉』を中心に、『八日目の蝉』と角田光代の先行研究を参考にしながら、小説の中の二人の女主人公の物語から作品を分析する。そして「空っぽのがらんどう」と「八日目」という二つのキーワードを手がかりに二人の女主人公がそれぞれ置かれた時代による影響を分析する。結論を下すにあたり、小説の創作背景と作家角田光代の言説をも参考にした。このような作業を通じて正統な評価を受けているとはいえない女性作家である角田光代の独特な魅力を鮮明にしようと考えている。
角田光代はまだ新進作家なので、この作品に触れている先行研究はまだ少ない。本論は新しい試みとして角田光代の『八日目の蝉』に関する研究に少しは役に立つと思う。また、本研究を通して角田光代に関する理解を深めてみようと思う。
キーワード：角田光代，八日目の蝉，空っぽのがらんどう