芥川文学中的悲剧性色彩-以《罗生门》为中心[日语论文]
芥川文学における悲劇性の投影―『羅生門』を中心
摘　　要
芥川龙之介是新思潮派杰出的代表作家。他的作品既富有浪漫主义的特色又有现实主义的倾向。他的文学主张一种“理性地分析现实，艺术地反映现实”的想法。他生长在那个动摇的时代。天生具有敏感神经和锐利目光的芥川对周围现实中随处可见的人性丑恶极度苦恼。他通过巧妙的取材和深刻的主题揭示、缜密的心理描写和高度的小说创作技巧，探究人之善恶这个文学艺术上永恒的主题。
因此，对于芥川从古典中取材的作品的研究具有深刻的现实意义。本论文欲从芥川龙之介和日本古典文学的关系、日本古典文学对芥川文学的影响等方面进行探究。此外，通过对代表作《罗生门》的成立和人物像的论述，以唤起现代人的人性和道德的反省为目的，明确其悲剧性。
关键词:  芥川文学；悲剧性；《罗生门》；人性；丑恶

要　　旨
芥川龍之介は新思潮派の傑出した代表的な作家である。彼の作品は浪漫主義の特色があると同時に、現実主義の傾向もある。彼の文学は「理知的に現実を分析する、芸術的に現実を反映する」ことを主張する。動揺な時代に生きていて、そして敏感な神経と鋭い目の持ち主であった芥川龍之介は、周りのその社会に多く見られた様々な人間悪に悩んでいる。巧妙な取材と深刻な主題掲示、緻密な心理描写と高度な小説創作の技巧によって、人間善悪という文学芸術上の永恒な主題を探求した。
そのために、芥川の古典から取材した作品に対しての研究は、深刻な社会現実の意義を持っているわけである。本論文は、芥川龍之介と日本古典文学の関係、日本古典文学から芥川の文学に与えた影響を考察してみよう。それから、代表作『羅生門』の成立と人物像を論述することを通して、現代人の人性と道徳の反省を喚起することを狙っていて、その悲劇性を究明してみる。
キーワード:  芥川文学；悲劇性；『羅生門』；人間性；醜悪