从《个人的体验》和《棉被》的比较基础上看日本私小说[日语论文]
『個人的な体験』と『蒲団』の比較に基づいた私小説の探究
摘　　要
现在普遍认为私小说这个概念在文坛确立是在大正九年，而田山花袋的《棉被》被认为是真正私小说诞生的标志。田山花袋是日本大正时期的著名作家。特别是他的《棉被》作为他的代表作广为人知。“私小说”的历史横跨明治，大正，昭和三个年代，在文坛一直保持着传统的生命力。正因为“私小说”对日本近代文学有重大影响，所以才有探究的价值。本论文基于田山花袋的《棉被》和大江健三郎的《个人的体验》的比较，通过两部小说，以求了解日本近代文学，探究私小说。通过两部小说的比较，如果能对日本独特的，世界唯一存在的私小说得到全面的，客观的认识的话，将会很有意义。
关键词：私小说　自然主义　暴露　体验

要　　旨
「私小説」という概念が文壇に成立したのは大正九年と言われるが、事実的に形成されたのは田山花袋の『蒲団』であったと見るのが今日の定説である。田山花袋は日本の大正時期の名高い作家である。特に彼の作品『蒲団』は彼の代表作として広く世間に知れ渡っている。「私小説」の歴史は明治、大正、昭和の三代にまたがって、文壇で伝統的な生命力を連綿と保持し続けてきたのである。「私小説」は日本の近代文学に大きいな影響があるこそ、探究の価値がある。本論文は田山花袋の『蒲団』と大江健三郎の『個人的な体験』の比較に基づいて、二冊の「私小説」を通して、日本の近代文学への了解を目指し、「私小説」を探究する。
本論文を通して、二冊の代表的な小説を比較して、日本の独特な世界唯一の存在である私小説について全面的、客観的な認識を得ることができればその意義が大きいと考える。
キーワード：私小説　自然主義　暴露　体験