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文章字数: | 12755 字 (由Word统计) | 文章格式: | Doc.docx (Word) | 更新时间: | 2017-05-25 |
松尾芭蕉俳句作品中梅的形象[日语论文]松尾芭蕉の俳句における梅のイメージ
摘 要
松尾芭蕉是日本江户时期杰出的俳人。他不仅创作出许多脍炙人口的优秀俳句,还确立了以“寂”为代表的孤淡闲寂的蕉风俳谐,使俳句从低俗的文字游戏升华为极具审美特色的文学体裁之一。而且,他效仿李白、西行等诗人,先后五次到日本各地旅行,接触到不同的自然风光和人情世事。
本论主要以松尾芭蕉俳句中梅的形象作为研究对象进行论述。首先是确定形象这一词的具体定义。然后从松尾芭蕉俳句中提取出具有梅的形象的俳句,立足于形象的定义,分析说明每首俳句中梅的不同形象。根据具体形象和抽象形象的分类,大致可以归纳为以下几类。
具体形象:馥郁芬芳 高尚优雅 恬静闲适
抽象形象:往昔的追忆 美人 归隐和谦虚 故乡的羁绊
最后,本论通过剖析松尾芭蕉俳句中和中国古典诗歌中梅的形象的共通点,说明松尾芭蕉对中国古典诗词梅花文化的吸收的发展。从中可以看出,松尾芭蕉在学习中国古典诗词文化的过程中,形成了自身对梅花的独特理解,并创造出新的梅花形象。
由于本文的例句仅选自《芭蕉句集》这一册书,且研究以梅的形象为主,所以分析尚不够周全。恳请各位专家学者不吝赐教。
关键词:松尾芭蕉,俳句,梅,形象
要 旨
松尾芭蕉は江戸時代のすばらしい俳人である。彼は優れた俳句を多く作り、枯淡閑寂の「さび」を代表とした蕉風俳諧を確立し、俳諧を低俗な遊戯文学から美の意味を十分に持つ文学様式へと発展させた。そして、松尾芭蕉は李白や西行などの詩人を倣い、五回も日本の各地へ旅に出かけ、いろいろな自然風物を見、多くのことを体験した。
本稿においては、松尾芭蕉の俳句における梅について展開したいと思う。まず、イメージの定義を明らかにする。また、そのイメージの定義を踏まえ、松尾芭蕉の梅のある俳句を抽出し、それぞれのイメージを分析した。具体的なイメージと抽象的なイメージに分けて、まとめてみると、だいたい以下のイメージを持っている。
具体的なイメージ:馥郁としてかぐわしい 上品でゆかしい 静かで快い
抽象的なイメージ:昔への思慕、 美しい人
隠逸と謙退、 故郷のつながり
最後に、芭蕉の俳句と中国の詩歌における梅の共通点を明らかにして、唐宋詩歌の受容を説明した。芭蕉は中国詩歌にける梅のイメージと梅の文化を受容する過程の中、自分自身の梅に対する精神的な態度も形成し、梅の新しいイメージを作ったことを解明した。
なお、本稿では俳句を選び出すために使った文献は『芭蕉句集』であり、手落ちなく分析したとは言えないと思う。今後、さらに調査研究をすすめたい。また、ご意見・ご教示を賜ることができれば、幸いだと思う。
キーワード:松尾芭蕉,俳句,梅,イメージ