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文章字数: | 14314 字 (由Word统计) | 文章格式: | Doc.docx (Word) | 更新时间: | 2017-05-10 |
《古都》与《边城》中传统美的比较研究[日语论文]
『古都』と『辺城』における伝統美の比較研究
摘 要
植根于不同民族文化土壤的中日作家川端康成和沈从文,虽然他们之间没有直接的交流和影响,但在其构建的文学世界中都展现出了“回归传统美”这一共同点。本论文力图通过对《古都》和《边城》的比较研究,从自然美、风俗美、人情美、以及各自对待外来文化的态度等角度来分析比较中日两国传统文化的相似点和不同点。
“古都”的“古”和“边城”的“边”都含有与现代文明相隔断的意思,这是两位作家面对当时动荡的社会现实所表现出来的对于心中平静、淳朴的故乡的追求。《古都》自然描写中的季节感、传统民俗中的传统节日与和服、《边城》中“水”这一重要意象、热闹的端午节以及苗族传统求婚方式等等,都是日本和中国各自传统文化的代表特征,在读者面前展现出了一幅传统文化独特的风俗画。在对外来文化的态度上,《古都》继承了善于学习并吸收外来文化这一日本传统,而《边城》却通过对封闭的理想空间中传统美的描写,展示出了对于“都市文化”这一外来文化的批判态度。
关键词:《古都》;《边城》;比较研究;中日;传统文化
要 旨
異なる民族文化の土から生まれた中日作家川端康成と沈従文には直接の交流と影響がなかったが、それぞれ築いた文学世界には伝統美への回帰という共通点を見せた。本論文は両作家の代表作『古都』と『辺城』を比較研究することによって、自然美、風俗美、人間性、そして外来文化に対する態度などの角度から中日両国の伝統文化の共通点と相違点を明らかにしたい。
「古都」の「古」と「辺城」の「辺」は皆現代文明と遮断されるという意味を含んでいる。これは両作家が当時の激動的現実に直面して、心の中の平静、純朴な故郷への追求の表れである。『古都』の自然描写における季節感、伝統民俗における年中行事や着物、そして『辺城』の重要意象である「水」、賑やかな伝統祝日や苗族伝統的求婚方式などは日本と中国それぞれの伝統文化の代表特徴であり、伝統文化独特の風俗画を読者の目の前に呈している。外来文化への態度においては、『古都』は外来文化を見習ってから受け入れるという日本の伝統的特徴を守るが、『辺城』は閉ざされた理想的空間の伝統美を通して、「都市文明」という外来文化を批判している態度を見せた。
キーワード:『古都』;『辺城』;比較研究;中日;伝統文化