关于《哈尔的移动城堡》的分析-以隐喻为中心[日语论文]
『ハウルの動く城』についての分析―暗喩を中心に
摘　　要
被喻为“动画大师”的宫崎骏一直以他鲜明的想象力和深刻的人文精神影响着他的观众，他的动画片深刻地探讨了现代人的生存状态，而因此独树一帜。2004年11月在日本上映的《哈尔的移动城堡》是继《千与千寻》之后宫崎骏创作的又一动画大片。虽然该片上映两天就创造了超高票房，但是从观众的反应来看，很多人表示无法理解其深意，引起了广泛的争论。与宫崎骏以往绵密、通俗的叙事风格截然不同，《哈尔的移动城堡》这部动画片情节跳跃，隐喻随处可见。比如，为何时时提及战争却没有直接描写战争的画面，女主人苏菲为何时而年轻时而衰老，男主人公哈尔为何要与恶魔做交易等一连串疑问成为讨论的焦点。
在本论文里，笔者尝试从暗喻这个角度去分析该影片中出现的上述焦点问题，对于战争的背景、人的价值、移动城堡的含义等提出了薄见。影片中的苏菲时而年轻时而年迈，宫崎骏其实想通过这个场面向我们传递如下信息：人的价值与年龄没有关系，自己的心境决定了自我的价值。年轻的苏菲对于自己的外貌没有自信，言行懦弱，当她变成90岁的老太婆时反而摆脱了这种约束，变得开朗自信而魅力十足。男主人公哈尔用自己的心脏与恶魔进行了交易，虽然保持外貌俊美、力量强大但内心却停止了成长，就如《千与千寻》里的无脸人一般，失去了自我。此外，宫崎骏在作品中虽然提到战争，但他并未过度渲染战争场面，以此来传递出他的反战情绪。
关键词：暗喻；城；人的价值；战争；兵器；无颜
要　　旨
一粒の光り輝く星と誉められた宮崎駿は日本の有名なアニメーション作家、映画監督、漫画大師である。彼の一切の作品は伝統的なアニメと違って、しきたりを打ち破って、社会意識、人間本位の価値観及び人間性を主題にするアニメである。２００４年に『ハウルの動く城』は上映されて、二日間だけでとてもいい興業成績を取った。しかし、多くの観客の反映から見て、その深い意味によく理解できない。その前に作られたアニメと違って、今回の『ハウルの動く城』は全編にいろんな意味と暗喩が宝石箱のように散りばめられている。たとえば、この映画で、戦争を言及するが、どうして直接に戦争の場面を描かない。主人公ソフィーはどうして若かったり年を取ったりするのか。ハウルはどうして悪魔と契約を交わすのか。こういう疑問は論争の焦点になる。
今回、私は上述した疑問をめぐって、暗喩という側面を中心にして、この映画の内容を分析してみた。戦争の背景、人間の価値、動く城などに自分の見方を提出した。宮崎駿がこの映画を通して、人間に以下の内容を見せたいと私は思う。第一は人間の価値は年齢と関係がなく、自分の気持ちで決めるということである。若いソフィーは自分の外見に自信がなく、９０歳のおばあさんになってから、むしろ自由を感じて、魅力がある。第二はハウルが強い魔法を取るために、自分の心臓によって悪魔と契約を交わすということである。『千と千尋の神隠し』の中で偶然から生まれたカオナシというキャラクターが内面に抱えるその漠然とした空虚さとほとんど同じことである。自分を見失った。そのほか、宮崎駿はこの映画で戦争の場面を少し言及して、しかし、彼は主人公が兵器と融合して、暗喩の手法で戦争への嫌いを表現することが明らかである。
キーワード：暗喩；城；人間の価値；戦争；兵器；カオナシ