村上春树文学世界中的音乐元素[日语论文]+开题报告+文献综述
村上春樹の文学世界における音楽的要素
摘　　要
村上作品中不仅存在着深度的社会思考，能够滋养人们心灵的怜悯心以及村上式独特的平行性描述，他的作品中还有一个更为引人注目的特色，就是其作品中包含了大量类型多样的音乐元素。可以说音乐已成为一种美学符号而在他的作品中存在着。我认为村上春树作品中的音乐其实含有很多村上的个人印记，他以音乐为书中人物背景，谕示文学意念，殊不知音乐早己经成为他自己的背景，有着浓重的个人色彩和时代特征。
然而在目前的有关村上作品中音乐元素的研究中，大多仅是就爵士乐对于村上本人的影响以及映射到文学作品中的具体意向而进行的探讨。对其他类型的音乐的影响所做的研究以及和村上同时期的日本历史，文化相结合的研究，少之甚少。因此，本文旨在吸取前人研究精华的基础上，做进一步的深入研究和比较，并以此来弥补前人的不足。
关键字：村上春树，音乐，六十年代
要　　旨
深い社会的な思考、人の心を潤わせ、思いやる気持ち、また村上の独特なストーリの下記か以外に、村上の作品の中にはもう一つさらに人目を引く特徴がある。それは作品中の様々な違うタイプの音楽要素のことである。音楽はもう美学の象徴として彼の作品の中に存在していると言っていい。実はその音楽には村上自身の人生が色々な形で投影している。彼の作品における音楽は作品のストーリの背景として、文学的な意味を含み、深い個人特徴と時代特色を持っている。
ところが、今までの研究は、主にジャズが村上及びその作品に及ぼす影響に関するものである。しかし、ほかの音楽または村上の時代の日本の歴史、文化と結びつけて分析するものはほとんどない。したがって、本論は先行研究の結果を踏み、村上作品における音楽的要素をより深く、広く研究し、比較するによって、先行研究の足りないところを補うつもりである。
キーワード: 村上春樹、音楽、六十年代