探究谷崎润一郎的美意识-以《春琴抄》为中心[日语毕业论文]
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探究谷崎润一郎的美意识-以《春琴抄》为中心[日语论文]
谷崎潤一郎の作品の美意識についての考察-『春琴抄』を中心にして
摘 要
本文将围绕《春琴抄》,从人物描写内容、故事背景以及语言等方面试图解释谷崎润一郎的美意识世界。日本唯美派代表作家谷崎润一郎,以独具风格的小说创作获得突出成就并享有世界声誉。他小说中体现的“美”在日本文坛造成了前所未有的轰动。大正期的作品中完全没有涉及的“强者之美”,转入昭和期后遂随着尝试东洋回归再度将“一切美者即是强者”的世界刻画渲染。《春琴抄》则极致地体现了这一思想。谷崎通过塑造“春琴”女主人公的形象,不断融入“以美为强”的观念,试图实现他的东洋回归。
关键词:谷崎润一郎;美意识;春琴抄
要 旨
『春琴抄』をめぐり、そうした美意識の顕現を人物の描写の内容、物語の背景及び言語から把握する。谷崎は新人作家として華やかに文壇にデビューした。かれの作品の中に現れている「美」の世界は文壇に鮮やかな衝撃を与え、従来の日本文学にはあまり見られなかった異質な主題であった。谷崎は、大正期の作品では「強者としての美」に全く触れなかったが、昭和期になると日本回帰とともに「美しいものは強者である」という世界を再び描いている。その世界がよくわかる作品は『春琴抄』である。谷崎は、春琴という女性を造形し、「強者」としての女性美を描きながら、日本回帰を試みた。
キーワード: 谷崎潤一郎 美意識 春琴抄