关于宫泽贤治的童话[日语论文]宮沢賢治の童話について+开题报告+文献综述
要　　旨
宮沢賢治の作品は第二次世界大戦後、世界で注目されるようになってきた。童話作品も高い評価を博してきた。彼ならではの文芸性や思想性で、日本童話文学界及び日本近代作品史の中で、重要な位置を占めた。拙論で宮沢賢治の童話作品に対する分析を通して、童話に多く使用された心像スッケチ、韻律感、自然観、理想国イーハトーヴ、色彩などのレトリックや概念について検討し、その魅力を発掘する。その上、宮沢賢治の童話作品の受容プロセスを分析して、その作品の文芸性や思想性について理解を深め、彼の童話世界に踏み込み、よりよい童話鑑賞の経験を持つことが望まれる。
日本文学鑑賞の授業で宮沢賢治の童話『注文の多い料理店』を読んでから、すっかりその中にある子供らしい純真さに感動させられ、またはその中に含まれた深い意味をも理解できたのは、拙論を書くきっかけとなっている。今の鑑賞力では、宮沢賢治の童話作品の魅力を掘り出し尽くすことは勿論できないが、先行研究をもとにしながら筆者の読書感想を織り込んでいくことにする。
拙論は主に次の三部分からなる。第一章では、宮沢賢治の生い立ちおよび主な作品について紹介したい。第二章では、作品の中にある表現レトリックを分析し、宮沢賢治の童話の魅力を明らかにしたい。第三章では、宮沢賢治の童話の受容プロセスを紹介しながら、研究を深めてみていきたい。
キーワード:心像スケッチ；幻想；韻律感；色彩；自然観