日本の新型教育プログラム―「笑育」_日语论文

要旨

本課題は表層的な定義から深い意義まで、日本が2012年に試行し始めた新型教育プログラムー「笑育」について紹介する。「漫才」＋「教育」＝「笑育」は、21世紀能力型能力を培うことを目指した新しい教育プログラムである。2012年から松竹株式会社がそのプログラムに取り組み、これまでに、基礎教育から大学、職人研修まで、幅広い教育現場で重要な力を発揮している。「笑育」は受講者により、授業の内容も違う。たとえば、基礎教育では、生徒自分自身の能力を引き出すことを重視する。一方、大学での場合は、将来の「就職」をテーマとして学生の意識を高めようとする。「漫才」を頼りにする「笑育」を詳しく分析すると、「漫才づくり」から学べる「思考力」、コンビ相手との交流で学べる「コミュニケーション力」、「漫才発表」の際に学べる「プレゼンテーション力」など、さまざまな能力を身につけることができる。かつてのない「漫才」を教育現場に取り入れる「笑育」が単に学生個人能力（とりわけ21世紀新型能力）を高められるではなく、日本教育にも深く示唆を与えた。「笑いながら勉強する」という「漫才教育」が学生の学習効果を全体的に向上させる以外、漫才師が教師を担当する教育パターンを検討すると、未来の教師像の変化も予測できる。内面の意義であれ、実際的効果であれ、「笑育」の「将来を見据える」優越性が日本及び世界教育にも大きく貢献してきた。

キーワード: 漫才；日本教育；21世紀新型能力

目次

1  はじめに 1

2  「笑育」とは何？1

2.1  「笑育」の起源1

2.2  「笑育」の目的2

3  「笑育」の特別な授業の進め方2

3.1  ベースとなる五回の授業パターン 3

3.2  高校・大学生向けのキャリア教育6

4  「笑育」の授業を受けることで学生が育める諸能力 9

4.1  漫才師の心構えから学べるもの9

4.2  漫才のネタ作りから学べるもの10

4.3  二人コンビで行うパフォーマンスから学べるもの11

5  「笑育」が日本教育に与えた影響12

5.1  日本に限らず、世界中にも活躍できる人材の育成 12

5.2  「笑い」の効果13

5.3  引きこもり問題への影響14

5.4  求められる教師像の変化15

6  おわりに16

参考文献19

谢辞  20